辰年。
2024.01.08 (Mon)
2024年は信じがたいスタートとなりました。
我々宮城県民も13年前に突如日常を奪われる経験をしました。
でも、そのときに、隣近所の手の取り合いや助け合いだけでなく
全国のみなさまからのあたたかいご支援をいただき徐々に前に歩みだしたことを思い出しました。
1/5(金)、ことし最初の『OH!バンデス』では、防災グッズや日用品の売り場から中継をしました。
そのお店では初売りから、ポータブル蓄電器、懐中電灯、家具転倒防止グッズやアルファ米など
店頭やオンラインショップで買い求める方が多かったそうで、
宮城県民は13年前の出来事をもう一度認識し、見直し、
全国のみなさんは防災への意識をさらに高めたということを感じたとお店の方は話していました。
改めての「備え」、そして我々が出来ることをもう一度考えましょう。
私は年末年始は実家のある山口で過ごしました。
近所に「龍蔵寺(りゅうそうじ)」というお寺があり、
「龍」が付くことから辰年のことしに訪れる人も多いそうです。
その龍蔵寺は、戦国時代にこの地域を治めていた大内氏・毛利氏の守護寺として保護されていました。
毛利氏が中国地方に勢力を拡大する上で名を馳せたのは毛利元就でしたが、
その毛利元就が築城の際に「百万一心」という言葉を用いました。
「皆で力を合わせれば何事も成し得る」という意味です。
まさに13年前に宮城県民が経験したことだと思います。
百万一心。みなさんで支えあっていきましょう。