石巻市万石浦は元々、干満の差があり、周りが陸に囲まれているため波が少なく牡蠣が育つには適した天然の汽水域だった。そこに注目し、この地で牡蠣の養殖を始めたのが宮城新昌氏。そこで開発されたのが今や世界の牡蠣養殖のルーツとなった「垂下式養殖法」。貝殻にワラ縄を通し稚貝の牡蠣を付着させ海中にさらし、成長を抑制しながら強く鍛えながら育てる方法。
こうする事で世界への長旅に耐えられる強い牡蠣が作り出され、現在は世界の牡蠣養殖の約7割は万石浦の牡蠣がルーツだとも言われている。

三養水産 株式会社
宮城県石巻市流留字家の前10-10
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