ミヤギテレビの番組審議会が27日開かれ、先月放送された自主制作番組ミテちゃんねる「絵手紙に込めたメッセージ〜癌と闘う母から子へ〜」について9人の委員が意見交換しました。この番組では「悪性リンパ腫」と宣告され、死と隣り合わせの中で家族のために絵手紙を描き続ける主婦とその家族の姿を追ったものです。委員たちからは「短い時間の中でよくまとまっていた」、「子供が母親に絵手紙を渡すシーンが印象的だった」などの感想が出されました。一方、「時間経過がわかりにくかった」、「話がきれいにまとまりすぎていてなにかもの足りなさを感じた」などの指摘や意見もありました。番組は再編集し、日本テレビ系が毎週日曜日の深夜の枠で放送している「ドキュメント’08」で来月9日に全国放送される予定です。ミヤギテレビ報道部の太田朗(あきら)プロデューサーは「番組審議会での意見や指摘なども参考に全国放送に向け更によりよい内容に手直していく。是非、全国の皆様に見てもらいたい」と語りました。 |