ミヤギテレビの番組審議会が9月28日に開かれ、8月15日に放送した「くすの木が見た街〜伝える、仙台空襲73年〜」について10人の委員が意見交換しました。この番組は太平洋戦争末期の仙台空襲とはどんなものだったのか、73年前の「あの夏」を振り返った報道特別番組です。委員からは「二つの世代の伝承活動から世代間に大きなギャップがあることを改めて感じた」「仙台空襲を体験した方の『戦争は人間の最大の愚かさ』という言葉は決して忘れてはいけないと思った」などの評価する意見が出されました。一方で「仙台空襲の動画を作った高校生たちの動機をもっと掘り下げて欲しかった」「過去の不幸な出来事を風化させないためにもこう言った番組を作り続けていってほしい」などといった指摘や要望も出されました。