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おまもりてちょう

家庭で防災・減災を学ぶ小学1年生向けハンドブック「おまもりてちょう」

東日本大震災以降、全国で児童・生徒向けの「防災副読本」が製作され、学校の授業で活用されています。私たちミヤギテレビは、子どもにとっての防災教育は学校の中だけではなく、家庭内での会話、家族と防災の話をすることで「自分の命は自分で守る」という基本的な力を身につけてもらうことも重要と考えました。
 そこで、そのきっかけ作りとして「おまもりてちょう」を製作し、各小学校を通じて宮城県内の小学1年生(約2万人)全員に配布しています。
 各家庭で、家族で一緒に「おまもりてちょう」を読んでいただき、宮城の将来を担う子ども達の防災・減災意識向上の一助になればと願っています。

※「おまもりてちょう」はミヤギテレビの登録商標です。

学校の先生を通して子ども達に配布

「おまもりてちょう」とは…

  • ● 配布対象は宮城の小学1年生

    親から離れて自分で通学を始める小学1年生が、「自分の命は自分で守る」と防災の基礎を学ぶきっかけになればと考え、配布対象を小学1年生としました。2014年度より毎年製作・配布しています。

  • ● 見て分かりやすい絵本タイプ

    1年生の子どもにも理解してもらえるよう、イラストを多用し楽しい絵柄と色使いを心がけました(ミヤテレ広報キャラクター『だよん』も登場)。巻末には付録シールもあり、自宅周辺の安全マップ(避難先の道順等)を楽しみながら作れます。

  • ● 穴埋めクイズも

    災害からの身の守り方については一部が空欄で、穴埋めクイズ形式としました。子どもが家族と一緒に防災について考えながら空欄を埋めていき、手帳を完成させます。

  • ● 持ち歩きやすい大きさ

    手帳の後半には緊急時の連絡先を記入する欄もあり、記入後は子どもが「おまもり」として持ち歩くことができるよう、ランドセルに入る大きさとしました。(個人情報の記載は任意。保護者の方に判断いただきます)

  • ● 防災の専門家による監修

    掲載内容については「NPO法人防災士会みやぎ」に監修いただき、必要最低限の情報に絞りました。

  • ● 学校の指導内容にもリンク

    製作の過程では宮城県教育委員会および仙台市教育委員会と打合せを重ね、学校での指導・表現方法と同一としました。また「地震」「津波」などテレビや新聞、インターネットの災害情報が漢字で伝えられることを踏まえ、全てひらがな表記にはせず、一部漢字を使い読み仮名をつけました。

宮城県教育委員会、仙台市教育委員会に『おまもりてちょう』に贈呈し、
当社社長から県知事、仙台市教育長にそれぞれ製作協力への感謝を伝えました。
(おまもりてちょう製作初年度2014年3月)