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[「渋み」と「アルコール」    柳瀬洋平]

☆12月8日号☆
県南地域の冬の味覚のひとつに「樽柿(たるがき)」があります。

特産のシブ柿「蜂屋(はちや)柿」をアルコールで脱渋(渋みを抜く)したもので、
全国にファンがいるといいます。


先日、取材でお邪魔したときに、
「紙箱」に入っているのになぜ「樽(たる)」柿なのか、伺いました。







かつて、名産の柿を列車に載せて全国に運ぶ際、
柿を、使い終わった酒樽に詰めていたそうです。


そうすることで、
酒樽に残ったアルコール分が「渋み」を抜いてくれ、
甘〜い柿に仕上がった、とのこと。

その名残だそうで、
なるほど、先人の知恵だったんですねぇ。



話しはガラッと変わって…、



夕方ニュースを新しい相方、蜂谷(はちや)キャスターとお伝えするようになって、
まもなく丸1年。
それまでほぼ接点がなく、彼女について何も知らなかった私は、
この1年間、距離を詰める作業に勤しんできました。


       


結果、少ない成果として大好物がビール・日本酒を中心とした
アルコール類であることは、分かりました。


が、つい先日も…、


柳 : 好きなマンガ、なに?

蜂 : うーん、ありません。

柳 : 心揺さぶられたマンガ、ひとつはあるでしょ?
    ほら、例えばスラムダンクとかさぁ。

蜂 : うーん、特にありません…。


といった具合で、とにかく対応が“渋い"のです。



そんな様子に居た堪れなくなった「樽柿」原稿の整理担当デスクが一言。


『渋みを抜くには、アルコールだろ。』


その瞬間、点と点が線で結ばれた気がしました。


「蜂屋(はちや)柿」の「渋み」は、「アルコール」で抜く…。


きたる2018年は、私も先人の知恵を拝借し、
お酒の力も借りながら、相方を懐柔していこうと思います。


       


祈・笑顔あふれる一年に!


                 おわり

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