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[私ができないこと。    いとうたく]

☆5月17日号☆
 3月中旬から先日まで。多分、入社以来初めてのことがある。
それは、ほぼ毎週「東京出張」。

3月4週目 野球取材
  5週目 開幕戦実況
4月1週目 社内業務
  2週目 社内業務
  4週目 野球中継
5月1週目 ゴルフ取材

ちなみに来週も東京。比較的出張が多い年になっている。

私にとって出張というのは全く苦ではない。

飛行機も新幹線も好き。出先でその土地の味覚を味わうのも好き。
ホテル暮らしも全く苦にならない。一人で行動、一人でめしも苦にならず。

きっちり予定を詰め込む。アクティブに動く。

先日は日中にゴルフ取材、夜は野球の取材を入れた。

逆に、去年は秋の楽天キャンプで1日OFFの日は倉敷〜愛媛と移動して
ゴルフ取材を入れた。

その土地で本当に忘れなければ、気が向けばスマホに写真も。

         

沖縄の海 高速バスの乗り換え 倉敷美観地区
       今治駅前

ただ、一人出張が平気なのに、私が絶対にできないことがある。
それは!


「一人旅」

入社3年目のこと。急に4日間の休みが。

4日も自分の時間が持てたことなどありません。
どうしよう??急にわくわくしたのを覚えている。

休日前日は朝の勤務。14時には退社し、時間の使い方を模索した。

出した結論は「北海道 一人旅」

大学時代の友人が2週間、連絡が取れないことが。
「お前、どこいたの?」と聞きますと、
「北海道、寝袋もって旅していた」と。それを思い出したのだ。

彼は旅先での出会い、大自然に触れた感動を楽しそうに話してくれました。
いつか俺もやってみたい・・・。

ついにその時が来たのだ!と勝手に思ったのだ。

向かった先は仙台駅。もちろん寝台列車。
着替え少々が入ったリュック一つ。
酒をあまりたしなまないがウイスキーのポケット瓶購入。
勝手に描いた一人旅のイメージ(笑)。

しかし、列車にのって1時間。早くもつぶやく・・・。

「飽きてしまった・・・」

そうだ。サロンカーに行けば同じ一人旅の方が。
もしかしたら素敵な出会いが。

しかし、サロンカーに人影はゼロ。
寝台に戻る。飲みなれないウイスキーを口にする。

あっという間に酔いが回ったうえ、悪酔いが・・・。
苦しみながら眠りにつく。

午前中、列車は小樽到着。
まずランチに名物の寿司を食う。
これは確かにうまい!でもこのうまさを共有できる人がいない。

石原裕次郎記念館見て、富良野に移動するために旭川へ。
車窓の夕景がきれい。しかし、この感動を共有できる人がいない。
さすがにさみしくなってきた。

夜、一人で旭川ラーメン。
うまかったが、この時もまたうまさを誰にも語れない。

翌日、大学時代の友人が熱く語っていた富良野へ。
始発電車で行ったが、すでにこの日の観光ツアーはすべて出発済。

困り果てて、駅前にいるとタクシーの運転手さんが
「5000円で近場回るよ」と。
これが、この旅でまともに交わした唯一の会話。

ひとり、北の国からの舞台を見る。
ひとり、得意の「田中邦衛さん」の物まねをしている。
しかし、聞いてくれる人は誰もいない。

もう限界だった。

富良野見物を終え、携帯電話をまだ持っていない時代。
公衆電話に飛び込む。

「あっ、仙台便の最終、空いています??」

空港で実家に土産の「夕張メロン」を購入し、仙台に。
私の一人旅は1泊2日で終了。
唯一の収穫は「一人旅には向いていない」ということ。

「一人出張」はやはり「仕事」いう看板を抱えている分、
空き時間でもどこかで仕事が頭にある。

飽きたら鞄から仕事の資料を出し、見ることもできる。

うまいもの、美しいものを見れば、
「うちに帰って、家族に見せよう、話そう。
今回は仕事で来てるから、次は家族で来よう。」を思うことで
さみしさを忘れることができる。

だから私は「一人出張」は大好きでも「一人旅」はできない。

最近、子供の週末の休みは部活や習い事で不在がち。

妻が言う。「連休ならどこか行きたいところでも行って来たら?」

私は・・・行かない。



  

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