×

【楽天】今シーズン初のカード勝ち越しならず(週末のロッテ戦)

楽天は、12日~14日のロッテとの3連戦。今シーズン初のカード勝ち越しとはならず1勝1敗1分けとなった。 ★12日の金曜日のゲーム、先手を取ったのは楽天。 4回、6番でスタメン出場した伊藤裕季也選手(27)。打った瞬間スタンドインを確信する完璧な1発で、今シーズン本拠地チーム第1号ホームランを放つ。 先発は開幕投手を務めた早川隆久投手(25)。この日は毎回のようにランナーを背負う苦しいピッチングだったが、要所で三振を奪うなど6回途中1失点、8奪三振と粘りのピッチングを見せた。 リードして迎えた9回、新守護神・則本昂大投手(33)がマウンドへ。2つの三振を奪う圧巻の投球で本拠地初セーブを記録。そして早川投手も今シーズン初勝利を挙げた。 ★15日土曜日の試合は、先発予定だった荘司康誠投手(23)が発熱のため登板を回避。代わりにドラフト5位ルーキー・松田啄磨投手(22)が緊急登板でプロ初先発した。 松田投手は立ち上がりに1点こそ失ったが、「2回以降は徐々に落ち着いて自分の持ち味を生かしたピッチングができた」と武器である緩急を使った投球で、4回1失点。試合は引き分けに終わったが、上々のデビューマウンドとなった。 ★1勝1分けで迎えた14日(日)の3戦目。「イーグルス高校」と銘打たれ、選手の高校時代のユニフォームが展示されたり、仙台育英の吹奏楽部とチアリーディング部が応援に参加するなど高校野球の雰囲気を感じられる1戦に。 そんな中、楽天は初回から5点を追いかける苦しい展開。 それでも1回ウラ。大阪桐蔭高校出身の浅村栄斗選手(33)。59打席目で飛び出した今シーズン第1号ホームラン。岩手県、大船渡高校出身佐々木朗希投手のストレートをはじき返す1発を放つ。 そしてリードされて迎えた9回には、4月5日に支配下登録された清宮虎多朗投手(23)がプロ初登板。しかし、3連続フォアボールからタイムリーを許すなど3失点。ほろ苦いデビューとなった。 チームも敗れ、今シーズン初のカード勝ち越しとはならなかった。 楽天は16日から本拠地でオリックスと3連戦に臨む。

17:00