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楽天は17日のオリックス戦、ヒットが出るも打線が繋がらず完封負け。しかし終盤、若手ピッチャーが次回に繋がる見事なピッチングをみせた。 楽天先発はプロ18年目・岸孝之投手(39)。今シーズン3度目の登板。2回、1アウトランナー無しから頓宮選手にレフトスタンドへのソロホームランを浴び、先制を許す。その後も2つのフォアボールなどで、2アウト満塁のピンチを背負うが、西野選手をストレートでレフトフライに抑え最少失点で切り抜ける。3回以降は、毎回ランナーを出しながらも要所をしめるピッチングで、この試合6回今シーズン最多の110球を投げ1失点。粘り強い投球をみせマウンドを降りた。 一方打線は初回、打撃好調の小郷選手が9試合連続となるセンター前へのヒットを放つが、続く村林選手がセカンドゴロでダブルプレー。得点に繋がらず。その村林選手は4回、こちらも9試合連続ヒットでクリーンナップに繋げるが、続く浅村選手が空振り三振を奪われるなど、オリックス先発・エスピノーザ投手を相手に打線が繋がらず無得点に終わった。 中継ぎ陣の失点により5点のビハインドで迎えた9回。マウンドにあがったのは、今月5日に支配下登録された清宮虎多朗投手(23)。前回登板では、3つのフォアボールを出すなど、3失点とほろ苦いデビュー。しかし17日の登板では、先頭のゴンザレス選手を154キロのストレートでセンターフライ。続く渡部選手も152キロのストレートでセンターフライ。2アウトを奪うと、ここまで打率3割2分7厘の4番・セデーニョ選手をこの日最速となる156キロのストレートで、ファーストライナーに。全て150キロごえのストレートで勝負し、三者凡退。前回登板のリベンジを果たした。 なお、試合は今シーズン2度目の完封負け。楽天は今季初の勝ち越しを狙い18日の試合に臨む。
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