希望。
2021.04.11 (Sun)
東日本大震災から10年。
先月、日本テレビ『スッキリ』の企画で
宮城県農業高校の「牛部」を取材させていただきました。
10年前の津波の被害にあった学校。牛たちも半数以上が犠牲になりました。
その中で生き残った牛たちを育てコンテストに出場させたいと
「牛部」の生徒たちは牛たちとの時間を大切にしてきました。
震災を乗り越えたみやのうの牛は「奇跡の牛」と呼ばれ
生徒たちと牛たちとの絆も年々深くなっていき、
奇跡の牛のDNAを持つ牛を未来に繋ごうと励む生徒たちの姿に明るい希望を見ました。
「ねえねえ、きょうテスト返ってきたんだけどまあまあだったぁ」
「お前はいつ見てもかわいい顔してるねぇ」
生徒たちは牛たちに、友達かのように、普段の会話をしてコミュニケーションをとっていました。
顧問の渥美先生は、「牛部」を通して酪農の勉強はもちろん、
活動を通して出会った仲間との絆を大切に、感謝の気持ちを持って、今後の人生に活かしてほしいと
話していました。
きっと「牛部」の生徒たちは温かい心をいつまでも持ち続けるんだろうなあと
ほっこりした瞬間を今でも覚えています。
今後の活動にも注目していこうと思います。
ずっと見ているとカワイイんです♪
こわがっているのではなく、ソーシャルディスタンスです(笑)