1948年、戦後の仙台で誕生した仙台牛たん。進駐軍が食さない牛のタンやテールを「太助」の初代店主・佐野啓四郎氏が日本人に好まれるよう、炭火で焼いたのが始まり。 食べやすいよう、牛たんに切れ目を入れる「きっぱつけ」栄養豊富な「テールスープ」消化に良い「麦飯」と、今日の牛たん焼定食は啓四郎氏の真心が凝縮されている仙台名物である。

<取材協力>
☆「味太助」 仙台市青葉区一番町4-4-13
  TEL022-225-4641
☆「炭焼き牛たんおやま」 仙台市青葉区一番町3-7-20
  TEL022-264-1780