天保年間に伊達藩士・松川豊之進(まつかわ・とよのしん)により、仙台庶民の心の拠り所として創始されたと言われる「松川だるま」。全国的に見ても珍しい、顔の周りが群青と金粉で縁取りされ、宝船や福の神などの細工が施されたまさに「伊達な青いだるま」を、今も伝統的手法を守りながら本郷だるま屋の十代目夫婦が継承している。

(問)「仙台張子・松川だるま製作所 本郷だるま屋 」
仙台市青葉区柏木1-3-7
TEL022-233-5658