宮城県北部、旧田尻町の水田地帯にある蕪栗沼。平成17年に国際的に重要な湿地を保護する「ラムサール条約」に登録。 面積約150ヘクタール、ヨシやマコモに覆われた湿地で、天然記念物マガンの国内最大級の越冬地でもある。 しかし、小さなな沼にマガンの一極集中する現状には問題点もあり、現在は沼周辺の水田を渡り鳥のねぐらにしようという取り組みも行われている。