2004年6月8日放送
 
■いさわ屋 022-358-2026 富谷町富谷字町27
■内ヶ崎酒造店 022-358-3581 富谷町富谷字町102
 

 
「黒川郡富谷町 富谷宿!」
 
新興住宅地として発展を続ける 富谷町(とみやまち)!
今日は、昔からの富谷の中心地であった通りをぶらりしましょう!
 
「大友為吉商店」
何ともレトロなお店の名前!
歴史が伺われるお店です。
気の良いお父さんが 「いらっしゃい!」と
迎えてくれました。
薬・雑貨・食料品 この店に来れば
何でも揃います。
今で言う、コンビニエンスストアーですね!
何十年もの間 買い物忘れの奥さん達の駆け込み寺の様な
存在だったのでしょう!
 
通りを行けば、蔵を改築して
作ったと思われる
和洋菓子屋さんがありました。
「いさわ屋」さん、センスの良い
和菓子や洋菓子が美しく
ガラスケースに並べられています。
和菓子の歴史は100年以上!
変わらずに作られている
「落雁(らくがん)」
そして 昔 富谷で作られていた 富谷茶を
イメージして作られた、新作和菓子「茶の子」
抹茶・和三盆糖・くるみ・山芋を
バランスよく練り込んだ独特の食感の和菓子。
煎餅と濡れ煎餅に例えるならば
乾菓子と茶の子という感じです。
お茶請けに絶品!
洋菓子の歴史は10年!
4代目が美しい洋菓子を作ります。
大きさや造りはどこと無く、
品(ひん)の良さを感じます。
味も斬新さに驚きすら感じさせてくれます。
技 一本!
 
富谷は、昔「富谷宿」と呼ばれた宿場町です。
そんな面影を残す。
旧陣屋でもあった酒蔵は、
創業から三百四十余年の歴史を誇る
「内ヶ崎(うちがさき)酒造」
一度 屋敷の門をくぐれば、懐かしい景色が
奥へとつづきます。
近代的な製法に囚われず、昔ながらの
酒造りを心がけているという酒蔵です。
最近は、訪ねると機械化された酒蔵が多い中、
これぞ「造り酒屋」というイメージです。
「この酒蔵の酒の味を一番物語るお酒を!」の
リクエストに用意して頂いたのが
純米酒 「鳳陽(ほうよう)」。
頂きま〜す!
久し振りに感動しましたね〜!
最近では、華やかに主張する酒が多い中、
東北人の「押し付けがましくない おくゆかしさ!」
「そこはかとない 真心!」
酒の旨さを堪能させつつ、料理の味も愉しませ、
そっと優しく酔わせてくれる 酒ですね〜。
飲み飽きしない酒とは、
こういう酒のことを言うのでしょう!
呑まないと判らないよ!
利き酒だけでは物足りない!お気に入りの一本!
純米酒「鳳 陽(ほうよう)」を たんがえて
ぶらぶら いや!ふらふら 帰る!
 
 
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