2004年9月7日放送
 
■山田豆腐店 河南町広淵字柏木13-1 0225-73-2203
■土井菓子舗 河南町広淵字町32 0225-73-2207
■割烹 まる丁 河南町広淵字町117 0225-73-2789
 

 
「この町どう か・な・ん! 河南町! 」

河南町(かなんちょう)のシンボル 旭日山!
遠くから見れば、小高い丘ぐらいにしか見えない
旭日山も、登ってみれば 少し しんどい!

頂上からは、河南町の田園風景を
見渡す事が出来ます。

旭日神社には、旭日観音が奉られています。
休日にピクニック気分で遊びに来るには、もってこいの場所ですよ。
 
 
まずは、腹ごしらえ!
県道沿いの「まる丁」
東北においては珍しい
すきやき・てんぷらの店です。

てんぷら定食を、お願い致しました。
ごま油をブレンドした、揚げ油だけに
てんぷらの香りが抜群です。(¥1,200.)
てんぷらの旨さも然る事ながら、
お米が美味しいのよ!

口に運んだだけで 美味しさがしっかり伝わります。
確かに、こんな農耕地帯のど真ん中で食べ物の商いをするのですから
米には人一倍こだわるそうです。
優しい笑顔の女将さんに、
昨年の地震の被害と印象を伺いました。
 
まさに 直下型地震。
「横揺れなどは一切無しで、いきなり
地下から突き上げられた感じだった」と
教えてくれました。
「でも 人間は強いね〜!暫くは呆然としていたが
気が付くと、みんな 黙々と片付けを始めましたよ!」
つい昨日のことのように話して頂きました。
 
 
町のお菓子屋さん「土井菓子舗」で、
河南ならではの
お菓子を探してみましょう!
 
店の奥から出して来てくれました。
通常は店先に並べてはいないそうです。
知る人ぞ知る 地元のお菓子
その名は「深谷(ふかや)がわら」
 
市町村合併をする前までは、この地区は
深谷と呼ばれていたそうです。
大昔には屋根瓦などを焼いている
釜が多く有ったそうです。
その名残りで作られた、地元の銘菓!
「かわらせんべい」では無いですよ!このお菓子はクッキーです!
アーモンドが練りこまれているものと色々な木の実が練り込まれた
物の2種類です。美味しいですよ!(1枚¥90.)
 
 
最後にもう一軒 美味しいものを訪ねましょう。
「山田豆腐店」
店構えからしてこだわりを感じます。
嘗ては、色々なお店に卸す豆腐屋さんを
大きく営んでいたそうです。
しかし、一念発起して、最高の食材を使い最高の
豆腐を作ろうと決心して始めたお店です。
今は、京都に豆腐作りの修行に出ていた
息子さん(3代目)と二人三脚で頑張っています。
さて、その豆腐とは、大豆の産地である河南産の
大豆(ミヤギシロメ)が使われています。
昔ながらの塩分がない、にがりを使い 
固めているそうです。
何と色白な豆腐!自然の白です!
もめん豆腐なのに柔らかい!
でもプリンのような絹ごしの食感ではありません。
濃厚な豆腐です(一丁¥120.)。
まずは、醤油をかけないで食して頂きたい!

嘗て、一丁¥500.の豆腐を
食したことがありますが、
負けず劣らず!
この値段では食せない味です。

「黒まめ豆腐」も美味しいですよ!豆乳も最高!

 
河南に行ったら、「河南(かな)らず 寄る事」なんちゃって!
「ぶらり日記」でした!
 
 

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