2004年9月28日放送
 
■菅原菓子舗 中田町石森字室木10-7 0220-34-2068
■石ノ森章太郎ふるさと記念館 中田町石森字町132 0220-35-1099
■蔵楽&墨汁一滴in石森 中田町石森字町132-4 0220-35-1009
■はっと屋ほっと亭 中田町石森字町120 0220-34-3939
 

 
「 登米郡中田町石森地区は、石ノ森章太郎の故郷だ! 」

石ノ森章太郎と言えば、石巻のマンガッタンを
連想する方々が多いでしょうが、なんと!
故郷は登米郡中田町石森地区なのです。

キカイダー・仮面ライダー・サイボーグ009など
数々の作品を世に送り出した天才漫画家は
こんな、のどかな町で生まれたのです。

 
まずは、
「石ノ森章太郎ふるさと記念館」を
訪ねてみましょう。
石ノ森章太郎の作品や、
記念に贈られた有名な漫画家たちの
色紙や扇に描かれた漫画が
印象的でした。

1956年頃、多くの漫画家たちが
明日の成功を夢見て暮らしていた
東京の「ときわ荘」を再現した部屋もあり、
若き日の石ノ森章太郎の生活を
感じる事が出来ました。

ふるさと記念館を訪ねたら、記念に
何かを買って帰りたいでしょう!
記念館に隣接してる蔵作りのお店が
「蔵楽(くらら)」!
こちらでは、ここでしか買えない
石ノ森章太郎の作品グッツが置かれています。
作品がラベルになったお酒!タオル!
などなど!
これは珍しい「願人太鼓」という
お菓子の挿絵は石ノ森章太郎の絵です。
たぶん他には無いそうです!
蔵楽では、飲食コーナーも有り、
蔵作りの落ち着いた店内で
コーヒーなどを飲みながら
作品を眺めつつ、
静かな時間が過ごせます。
 
 
中田町石ノ森地区で、長いこと地元の
人達に親しまれている
お菓子屋さんを見つけました!
「菅原菓子舗」さん。
何と言っても人気の商品は これ!
ナッツが香ばしい「かっぱの甲介」!
宮城県をかたどった「みやぎ北上川サブレ」!
ごまが美味しい「かまど神」!
多い時で1日2000枚を売り上げる
ヒット商品達です。
 
 
最後に訪ねたのが、県北の味はっとが味わえる
「ほっと亭」。
  
全国的には「すいとん」!
岩手遠野では「ひっつみ」!
宮城県北では「はっと」!
色々呼び名は変わります。
そして、それぞれの家の味があります。
正月のお雑煮に似てるかな???
「ほっと亭」の女将さんが作るはっとは 
女将さんの我が家の味!
鳥のガラと、きのこから出汁をとったつゆは最高!

練って一晩寝かせたはっとの生地を、
指で伸ばしながら沸騰したお湯の中に
投げ入れて茹でます。
僕も挑戦させて頂きました!楽しい!!!

一日寝かせた生地は、歯応えが違う!
こしがあります。
つゆと生地のバランスが最高!
女将さんの
「七味も良いけど、コショウも美味しいよ!」の
誘いにコショウをかけたら、これまた旨い!
癖になる旨さです。
「はっと定食」¥600.安い!!!!!!

他には「ずんだはっと」「あずきはっと」も甘党の人には
抜群の旨さですよ!お餅より軽く戴けます!
 
本名 小野寺章太郎さんが子供の頃に食べた 「はっと」は、どんな
お袋の味だったのでしょう!

 
 

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