2004年12月21日放送
 
■やしまや 丸森町耕野字火石坂89-2 0224-75-2111
■宮城県ころ柿出荷共同組合 0224-25-3103
■齊理屋敷 丸森町字町西25 0224-72-6636
■食堂味一 丸森町字除南10-1 0224-72-1165
 

 
「今年最後の「ぶらり旅」 ころ柿 丸森町!」

阿武隈川の豊かな流れ、
歴史深い丸森の町を
ぶらっとしましょう。

 
 

地元でとれた野菜などの 
直売店「やしまや」さん
店先に吊るされた
干し柿を見つけました。

丸森と言えば干し柿が有名ですが
色々な呼び方が有ります。
あんぽ柿・ころ柿。
あんぽ柿とは、きれいなオレンジ色ののままで
干し終えた干し柿の事を言います。
ころ柿とは、甘みの成分が柿の表面を
白く覆った状態の干し柿を言います。
伝統的には丸森の干し柿は、
ころ柿と呼ばれています。

ご主人に「やしまや」さんの干し場を
見せて頂きました。
おおよそ3万個のころ柿が 吊るされています。
美しい色ですね、まさに日本の色ですね!

何とも言えない上品な甘さ、
和菓子の甘さはこの干し柿の甘さが基本に
なっている事をご存知でしたか?

そして もうひとつは「樽柿」!
ころ柿として使われる「はちや柿」を、
渋抜きをしたものです。
物凄く大きい玉です。
お味のほうは上品な甘さ!
目をつぶって、レモンの汁でもかけて出されたら、
マンゴウと間違ってしまうかもしれません!
ばりっと と しっとりの中間ほどの硬さが
良いのですよ!!!絶品です。
この樽に10個ほど入っています。
極上の美しい はちや柿は
食べてしまうのが勿体無いほどです。

 
 

お次は、丸森と言えば、ここに
立ち寄らないと!
大商家「齋利屋敷」です。
 
今は、お正月の漆器などが
展示されていました。

貸し出しもされていたらしく、
お膳の多さにもびっくりします。
目をつぶって屋敷の中で佇めば、
遠い昔のお正月を迎える
賑やかな人々の声が
聞こえてくるようです。

 
 

最後にお邪魔したのが、
「食堂 味一」!
お薦めは!
名物「しいたけラーメン」(\650.)です。

昔、丸森は、しいたけの栽培用の
ホダ木の生産をしていました。
その後、ホダ木の生産だけではなく、
新しい丸森の特産品を作ろうと、
しいたけの栽培を始めたのが、
このラーメンを作るきっかけに
なったそうです。

頂きま〜〜〜す!
うっうっうっ ナンだ、酸っぱい!!!
しいたけを絡めた酢豚味のあんが
麺に盛られています。
初めて食べる味です。
好き嫌いはあるでしょうが、
20年以上の定番メニューです。
一度食べてみる価値有り!

 
今年最後の「ぶらり旅」!
今年だけで、34ヶ所の町をぶらっとさせて頂きました。
お世話になった方々、有難う御座いました。
来年も、また宜しくお願い致します。
 
 
もどる
 
前のページに戻る