2005年4月19日放送
 
■チロルベーカリー 栗原市若柳字川北古川14-7 0228-32-2213
■若柳地織々元 はたや 栗原市若柳字川北塚ノ越2番地 0228-32-3087
 

 
「若柳地織? 栗原市若柳! 」

4月1日に9町1村が合併して
誕生した栗原市。
市としての面積は県内一の
広さになりました!

迫川沿いの桜が綺麗でしょうねぇ。
川にはまだ白鳥もいました。

 
 
まず、お邪魔したのは
若柳文化センターの隣りにある
パン屋さん「チロル」さん。
オリジナルの珍しいパンがいっぱい!

ベロパン???
 
揚げパンから顔を覗かせる
四角いハムの可愛いベロ!
創業以来のベストセラーです。

福神カレーパン&らっきょうカレーパン。
パンの中に入れてしまいました!
別々に食べたいな〜。でも ものは試し・・・
 
美味しい!けっこーいけます!

長寿あんぱん?
黒糖をパン生地に練り込み、
あんには色々な健康志向の穀類が??
 
 
どれも これも 美味しかった!

 
 
整備された町並みに、あれれ?!映・画・館?
自動車の整備工場の看板が
掲げられていますが?
映画館ですよね!
昭和38年まで映画館として
営業をしていたそうです。
 
中を覗かせていただきました!
天井も確かに映画館です。

ありました!映写機が置かれていた場所。
中も映画館の名残りが しっかり残って居ました!
父が映画会社で半生を過ごしましたので、
涙が出そうになるほど 懐かしい建物でした。
 
 

栗電の若柳駅近くにある「はたや」さん。
店の中に入ると、
若柳地織で作られた製品が
たくさん並んでいました!

元々は農業用の作業着として
生まれたという地織。
一時期、化学繊維に押されて
衰退したものの、最近では
木綿の風合いや優しさが
見直されているようです。

大正時代に建てられた
工場に案内してもらいました!
 
動いてる 動いてる!
これまた大正時代から
働き続けている織機達!
見ているだけでも楽しい!!!

右の写真は縦糸を組む機械です。
奥の糸のコマの配置で、
色ガラを決めます。
横糸が組まれると、
色彩は驚くほど変わります!

ただ、今の全自動の機械とは違って
熟練の人の手が必要です。
機械一つ一つに癖があり、
そういったことも織り成される製品が持つ
独特の温かみを生み出しているような
気がします。

農作業用に生まれた地織が、懐かしくも
何処か新しい製品に生まれ変わります。
僕が着ているのは“つんぬき”
Gパンにも合うし! お洒落じゃなぁ〜い!
 
 
古いものを大切に!温故知新!
若柳で大切な言葉を再発見しました。
 
 
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