2006年3月14日放送

 
■「有壁わら工品」
栗原市金成有壁本町1−3 0228−44−2033
 ●わら縄・むしろ
■「陶工房 海(kai)」 栗原市金成有馬字有壁八坂
130−1
0228−44−3488
■「萩野酒造」 栗原市金成有壁新町52 0228−44−2214
 ●純米吟醸萩の鶴 4合1,575円
 
 

 
「宮城県の北部に位置する栗原市金成」
栗原市金成(有壁地区)

今日は宮城県の北部に位置する 
栗原市金成 有壁(ありかべ)地区を
ぶらっとします!
車で5Km程走れば!
そこは岩手県です!


まずは「有壁わら工品」を訪ねました!

(わら工品)って何でしょう?
稲から作った「わら縄」って知ってますか?

契約している農家の方々から、
荒く綯(な)った「わら縄」を仕入れます!

その縄を この工場で綺麗な製品の縄に
加工するのです!

何と宮城県は「わら工品」の
生産日本一なのです。
「わら縄」は日本庭園の
伝統美である冬の「雪づり」や
植物の根を守る「根まき」!
「こも巻き」等に利用されています。

不要になれば焼いたり、
自然に返る素材として、近年では、
その存在が見直されてきています。

こちらでは「むしろ」も作られています!
40年来 現役の機械が、
むしろを編んでゆきます!


次にお邪魔したのは
「陶工房 海(かい)」さんです!
看板などは在りません!

恐る恐る扉を開けると、
「小林美海(みみ)」さんの作品が飾られる
小さな展示場がありました!

美海さんの自宅は一関で、
工房を探していたところ、
この有壁の地に出会いました。

「温かい近隣の人達に支えられ
 今まで来れました」!
と語る 美海さんの作品!

手をかざしたくなる様な 温か味があります!

最後にお邪魔したのは、
美味しい日本酒を造ると評判の高い
「萩野酒造」さんです!
酒ばやしが新酒が出来た事を誇るように
美しい緑色をしています!
まさに、造り酒屋という言葉が似合います!

こちらでは多くの女性の蔵人達の姿を
見かけます!
一昔前であれば、女人禁制の酒蔵!
誰がそんなタブーを作ったのでしょうね!
女性が居ても、酒の出来には関係ありません!
女性だからの繊細さがプラスされて、
美味しいお酒に仕上がっているようです!
(楽しみだな〜〜〜!)

試飲させて頂くのは、
酒米は美山錦と栗駒山系の水で仕込まれた
「純米吟醸 萩の鶴」!
何とも薫り高く!爽やかな喉越し!
日本酒好きで良かった!!!
酒ばやしの緑を連想させる爽快感があります!
また、宮城に銘酒を見付けてしまいました!

風情溢れる歴史の町で
職人の心意気に心打たれました!
 

 

もどる
 
前のページに戻る