2006年6月6日放送
豊かな蔵王の山々の恵みが溢れる蔵王町遠刈田を旅します。
蔵王町遠刈田といえば、この人前回も道案内をして頂いた太田さん!また お付き合い頂きます。役場の観光課の方とばかり思っていた太田さんは、「蔵王苗園」を経営する社長さんでした。キューピーちゃんみたいな顔が、久し振りに迎えてくれました!初めて知りました!苗畑。広大な土地におよそ130種100万本の苗木が育てられています。縁日などで売られている小さい苗から、公園などに植樹される大きい木まで様々。山で採ってきた種から、育てるのです。今一番の売れ筋は、やはり「さくら」だそうです。育った年数によって値段が付くのです。こういう気の長〜いご商売もあるのですね〜〜〜!
そんな太田さんに連れられてお邪魔したのは、以前、2月の蔵王のトレッキングでお世話になったマタギ姿が印象的だった我妻さん!…の工房「蔵王工芸」を訪ねました。我妻さんの工房では、山野草の販売や、特注品の家具の製作をしています。そして、家具職人の傍ら、山や自然散策のガイドもしています。工房の壁には、ガイドをして登った山々で撮られた想い出の写真がいっぱいです!
そしてこの時期、蔵王といえば「渓流釣り」!遠刈田では昔から渓流釣りといえば「遠刈田毛針」という幻の毛ばりが使われてきました。今では「遠刈田毛針」を作れる人も数少なくなったと言われ、我妻さんは「遠刈田毛針」を作る伝承者のひとりです。澄川(すみかわ)の渓流釣りのポイントに案内して頂きました。この時期の蔵王は、新緑が命の息吹を感じさせてくれる美しさに溢れています。早速 釣り糸を川の流れに流したらぐぐっと!当たり!!!何とパーマーク(虹色の紋)が特徴のヤマメ(山女魚)が釣れました!こんな美しい川に!こんな美しい魚!そして こんな美しい釣り人 佳生???この時期は、毛ばりを使っての釣りには若干早いのですが、名人 我妻さんに「遠刈田毛針」を使ってチャレンジして頂きました。お見事!イワナ(岩魚)を釣り上げました!(さすが〜〜〜!)3人で 1時間で 9匹!!!!!!!!!意気揚々と遠刈田の町に戻ってきました!
今年の4月にオープンしたばかりの「神の湯」となりには観光案内所も設けられ、新しい蔵王の観光スポットの案内所として、情報を発信してゆきます。
そして、神の湯の脇に作られた「足湯」もちろん無料です神の湯と同じく、源泉100パーセントの掛け流しの足湯。渓流を歩いて、くたくたの足首が癒されます。気持ち良い〜〜〜!
最後にお邪魔したのは、「ペンション トムソーヤ」!トムソーヤさんでは宿泊だけではなく、気軽に本格的なイタリアンを戴けます!お勧めは、この時期ならではの「山菜ピッツァ」!たらの芽・こしあぶらなどの山菜からチョイスします。僕達は、「ふきのとうのピッツァ」を戴きました。ふきのとうのほろ苦さと、チーズが抜群な相性!ボ〜〜〜ノ!!!イタリア直輸入の釜で焼き上げられたピッツァは、なんと言っても、生地が旨〜い!薄くてパリっとしてて!ご主人曰く、「薪で加熱される遠赤外線が、この旨さを生み出す」!と自慢げでした!納得の旨さ!このピッツァ!癖になりそ〜〜〜う!
今回も蔵王で、太田さん・我妻さんにお世話になってしまいました!有難うございました〜〜〜!今度は、秋に「きのこ」でお願いしま〜〜〜す!蔵王はパラダイスだ〜〜〜〜〜!【番外】釣り上げた「ヤマメ」をイタリヤ直輸入の釜で香草焼きにして戴きました!美味しいかった!!!