2006年6月19日放送

 
■「お菓子のきたむら」
栗原市高清水新町240228−58−2024
 ●かつらっぱ(1個)94円
■「はさまや酒造」栗原市高清水中町9 0228−58−2002
 ●純米吟醸・七清水(四合)1,890円
 
 

 
「時間がゆっくりと流れる、清水の町「高清水」」
栗原市高清水


この町のシンボルと言えば、
大きな桂の木の根元より、こんこんと湧き出でる
「桂葉清水(かつらはしみず)」
今日は、清水の町「高清水」を ぶらっとしましょう


まずは、旧国道4号沿いにあるお菓子屋
「お菓子の きたむら」さんです
170年の歴史を持つ「きたむら」は、
手作りの洋菓子も評判です。

お勧めが こちら
その名もズバリ「かつらっぱ」!
桂皮とも呼ばれるシナモンが入った
高清水らしいお菓子です。
マドレーヌの中に白アンが入っているような?
コーヒー・紅茶または、お茶にも合うようにと、
作られたお菓子です。

田んぼの稲もすくすく育ち、
ジャガイモも大きな葉っぱと、
可憐な花を咲かせています。

そんな中、収穫している野菜を見つけました。
「空豆」でした。
空豆といえば、村田の特産ですが、
9年ほど前から高清水でも
多く作付けされるようになりました。
高橋さんにお話しを伺いました。

この空豆の品種は「あまえくぼ」
何と!生でも食べれると言います??
本当に甘い〜〜〜!
「生ビールに、生空豆」良いかも知れない!

空豆の名前の由来は、
この様に空に向かって実が成るからだそうです
またひとつ勉強になりました。

清水といえば…お酒はどうなんでしょう?
最後にお邪魔したのは、
「桂泉(けいせん)」桂の名前を戴いた、
200年以上の歴史を誇る、高清水の造り酒屋
「迫屋(はさまや)酒造店」です。

残念ながら、今は蔵で
お酒は作られていませんでした。
近年、美味しい湧き水が少なくなってしまった上、
3年前の北部地震で蔵が壊れてしまいました。
しかし、今は蔵人が金成の酒蔵に出向き、
お酒を作っているのです

このお酒は、高清水でとれた
酒米「蔵の華」で作られた
「純米吟醸酒 七清水(ななしみず)」!
香りは華やか過ぎず、
さっぱりしていても味わいは深く、良いお酒です。

一時は廃業も考えたというこの蔵を救ったのが、
ミュージシャンの「かの 香織さん」
実は「はさまや酒造店」の
12代目なんだそうです!
ミュージシャンが作ったお酒!それも
「かの かおり」さん!だけに
かおり豊かで、メロディアスな味わいでした!

時間がゆっくりと流れる、
清水の町ならではの味 心ゆくまで楽しみました。


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