2006年8月7日放送

 
■「白石川漁業協同組合」  
 0224−26−2069
 ●アユ釣り
■「白石和紙工房」  0224−26−3333
■「JAみやぎ仙南 白石営農経済」  0224−25−1399
 ●もろきゅうり
 
 

 
「夏の白石を堪能する〜鮎・和紙・きゅうり〜」
白石市

仙台から白石市までは、車で1時間ほどの道程。
取材をした日は、東北の遅い梅雨明けが
発表された日でした。

夏の白石川の風物詩といえば、鮎釣り!
3年前まで宮城に住んでいた方でした、
宮城で覚えた鮎釣り、
今回は小原温泉に宿を取り鮎釣り三昧ですか!
良いですね!
美しい魚です、勿論 食べても美味しい!
GOOD LUCK!

白石といえば、「白石三白(しろいしさんぱく)」!
くず・温麺(うーめん)・和紙!
久し振りに、白石和紙工房を訪ねてみました。

畑でお母さん達が何か作業をしていました!
和紙をスクのに最も必要な
「トロロアオイ」の栽培をしていました。
トロロアオイは、
コウゾの皮の繊維と水の中に混ぜ、
繊維を水中に浮遊させる為に必要な材料です。
このトロロアオイの粘度で
和紙が上手くスケルかが決まるそうです。

この道25年の菊地日出子さん!
長い下積みを重ね、やっと紙スキが
出来るようになるそうです。
板場の世界で云えば、「花板」!
と言うところでしょうか!

和紙で出来た作品がある
工房のご自宅にお邪魔しました。
寛文の時代に立てられた家屋は 300年の歴史!
天井の煤けが、時の流れを物語っています。

ここで、出迎えてくれたのは「遠藤まし子」さん!
和紙工房の主でございます。
こんな旧家なら、珍しいお宝物があるかも?
色々 見せて頂きました!
和紙で出来た「弁当箱」!
漆を塗って仕上げて有ります。
まし子さんが自ら和紙で織った「反物」!
和紙で出来た「煙草入れ」!
値段の付け様も無いお宝です!

武者小路実篤の「絵と書」!
何気なく飾ってあるところが凄い!
色々 目の保養ををさせて頂きました。

もう少し、白石をぶらぶらしてみましょう。
田園を走る列車、良い風景ですね。
この季節、自然は色々な緑色を
僕達に見せてくれます。
色濃い森の緑、田んぼの緑、あぜ道の緑!
畑の緑!
この畑では夏野菜、きゅうりの栽培をしていました。
収獲している きゅうりは 小さいきゅうり ばかり?

これは、白石の特産「もろきゅうり」です!
もろきゅうり専用の品種があるものとばかり
思っていましたが、
何と、普通のきゅうりの品種を
小さい段階で収獲してしまうのです。
この「もろきゅうり」!
白石市が生産高日本一だそうです!
知ってましたか?
多くは、東京、関西方面に出荷されるそうです。
これこそ大地の緑の味!
味噌付けて、ビールか!

夏ならではの、白石!堪能させて頂きました!


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