2006年9月4日放送
晴れていれば蔵王の山々が美しく望める『釜房湖畔』残念なことに、小雨煙がけむりミスト室のような景色です。そんな天気にもめげず今日も ぶらっとしましょう!
頭が垂れだした稲穂が実る田んぼの先に、真紅の鳥居を発見しました。まずは氏神様に ご挨拶!鳥居には「北野天満宮」の文字学問の神様ですね!綺麗に手入れされた境内は、ご神木とも云うべき銀杏の巨木や、秋には綺麗な赤に衣替えするもみじが荘厳な印象を湛えます。
お賽銭を入れ、手を合わせていると「葉たばこ神社」の御札?社務所に居られた宮司さんに お尋ねしました。千年ほど前に建てられたこちらの北野天満宮(川内天神社)葉たばこの栽培が盛んであった川崎、生産者の心のより所として、昭和48年に岩手の千厩の神社より分社されたとの事。その時尽力されたのが、こちらの丹野さん!宮司さんとは、小学校からの幼馴染!その当時の友情も感じさせて頂きました!(5月には鎮座祭!そして秋にも大祭が行われます。)
川崎は、葉たばこの産地?初めて知りました!そうなれば、葉たばこ畑を見てみたい!生産者の横山さんに案内して頂きました。葉たばこの摘み取りが終わった後の畑ですが、何本かは葉が残っていました。どっしりとした太い幹、しっかりとした根!葉っぱをちぎって臭いを嗅いでみました。青臭〜〜〜い!煙草の葉っぱの香りはしません。これを乾燥させるのです。乾燥場に案内して頂きました。
うわ〜〜〜〜〜!一枚一枚手作業で吊るされた 煙草の葉!鼻を近づけてみると、微かな煙草の香り!火を点けてみました!立ち上る青い煙は、まさしく煙草の香り!!!禁煙して2年になる私にとっては、甘い誘惑の手が忍び寄る取材でした!危ない 危ない!愛煙家の皆様!吸い過ぎには ご注意です!
道路沿いの看板「香りの高い!釜房舞茸」!また、香りか?(♪かおりちゃん遅くなってゴメンね!分かんないか?)冬場の資金確保の為に20年前から始められた 舞茸の栽培!早速 栽培場に案内して頂きました。物凄い舞茸の香り!!!香り舞茸 味シメジ!といわれるほど、香りが命の舞茸!ここまでの舞茸に育て上げる為には、苦労をしたでしょうね〜!シャキっとした食感と香りが自慢の 釜房舞茸!「自慢じゃないけど」!と語る奥山さんの口は、しっかりと自慢してました!
そこで、組合長の奥さんと、奥山さんの奥さんにわがままを言って、舞茸の料理を作って頂きました。舞茸のホイル焼き!舞茸のお吸い物!自慢通り、香り!食感!自慢通りです!!!20年の苦労が凝縮した味となった釜房舞茸!地方発送しますよ!乾燥舞茸も美味しい!粉末の舞茸もあります!是非 ご賞味下さい!
夕暮れの川崎!蔵王の山々の夕景が美しい!そばの花が咲いていました!川崎はそばの作付面積は宮城では一番です!次回は新そばの香りを訪ねに来ましょうか!!!