2006年12月18日放送

 
■「大崎市松山ふるさと歴史館」 大崎市松山千石字松山428 0229−55−2215
●営業9:30〜17:00 月・年末年始休
●観覧料(一般)210円 (小中高生)100円 フランク永井展〜1/21(日)
■「自在窯&ギャラリー」 大崎市松山千石字亀田413−1 0229−55−3735
●営業10:00〜18:00 月火休
■「くわむら酒店」 大崎市松山千石字松山408 0229−55−2047
●営業8:00〜21:00 年中無休
●一ノ蔵特別純米生原酒にごり酒(720ml)1,220円
 

  「大崎市松山をぶらり旅」
大崎市松山

さあ、今年最後のぶ〜らぶらは「松山町」。
松山といえば、「一の蔵」。
この時期といえば「しぼりたて」!
といえば「のん兵衛」は呑みた〜〜〜い!

松山駅前が何やら賑やか!
女学校の同窓生が松山見学です。
幾つになっても友達って良いですよね!
逢った途端に学生時代の心に戻れます。
楽しい旅を・・・!

お酒を呑む前に、松山の歴史を勉強しましょう。
訪ねたのは、「酒ミュージアム」の
奥にある「ふるさと歴史館」。
あれ〜〜〜、先ほどの方々が!
一緒に見学しましょう!!

松山の城主 茂庭家が
徳川家康より頂戴した、槍のサヤです。
まさに、松山の宝!

そして松山といえば「刀匠 法華三郎」です。
8代目法華三郎が作った刀。
通常の刀の刃は波のように波紋がありますが、
「大和伝」といわれる刀は波紋が波打たず、
一直線なのが特徴です。これも松山の宝!
※一の蔵に「大和伝」という名前の
お酒がありますよね!
この刀から命名されたお酒なのです!
(知らなかった!!)

丁度、別室では松山町出身の
歌手「フランク永井」さんの
展示会が催されていました。

室内には、フランク永井さんの
歌声が流れ昭和31年生まれの僕としては
懐かしい曲と歌声に子供の頃を思い出します!
ウクレレ漫談の牧しんじさんが
♪フランク永井は低音の魅力〜
と唄った台詞が頭を過ぎります!

フランク・シナトラに憧れて
「フランク永井」という芸名だったのか〜〜〜!など。

大ヒット曲となった
「有楽町であいましょう」「おまえに」などなど。
今回の展示会では、当時のステージ衣装などを
ご本人より寄贈して頂き、
前回に増しての展示会となっています。
是非 お立ち寄り下さい!
(※来年1月末まで開催)

お次にお邪魔したのが
「自在窯&ギャラリー」。
この場で農機具屋を営んでいたご主人が、
陶芸の世界に魅了され腕を磨きつつ十余年!
こんな素晴らしい作品が
ギャラリーには飾られています。

作品は、発色させる事が
難しいといわれる
赤が基調の力強い作品です!
釉(ゆう)薬を塗った陶器を
窯で焼く時の二酸化炭素の
濃度によって色々な発色の
仕方をするそうです。
炎とご主人の経験が作り上げる作品です。

※取材をしていたら、ギャラリーに何と!
「九代目 法華三郎」さんが
顔を出してくれました。
ご主人の作品つくりに、
法華さんからのアドバイスが
欠かせなかったと教えてくれました。
そういえば、この作品などは、
「袈裟懸け」に切られた刀の
切り口のようですよね

最後にお邪魔したのは、
一の蔵の工場ならぬ、
地元の酒屋さん「くわむら」!
入り口のガラス窓に「しぼりたて」
とか書いてあるぞ!!
さすが、松山の酒屋さん。
ずらりと一の蔵が並べられています。

どれにしようかな〜?
お薦めは「しぼりたて にごり酒」!!
麹の香りが華やかなにごり酒!
とろっとしててアルコール度数は
19度あっても重くない!
すっと入ってゆきます。
まさにしぼりたて!旨いな〜〜〜!

こちらのお父さんは、
3時になると毎日訪れる常連さん!
昔の「立ち飲み」を思い出しますね。
お近づきにまずは一献!

一の蔵は松山で呑むと更に旨い!
これも松山の宝!


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