まずお邪魔したのは
「登米市(とめし)歴史博物館」
宮城では珍しいですね!
雛人形展が開催されています。
中に入ると風格ある
「享保雛(きょうほうびな)」が
迎えてくれます。
これらの雛人形は
佐沼亘理(さぬまわたり)家の私財でした。
佐沼亘理家は、伊達家の一族で
250年前に佐沼に移り住んだのです。
今回の人形展はそんな節目の年に
行われる記念の企画展です。
享保雛の何とも雅(みやび)な
お顔立ちが素敵ですよね〜!
今の雛人形には見られない、
とても精巧な面持ちで
まるで能面のようです!
「ひとがた」?
かつて3月3日の行事として、
この「ひとがた」で自分の身体を撫でて
息を吹きかけ川に流すことにより
汚れや災いを祓(はら)ったとされています。
これが後に「ひとがた」から
「御にんぎょう」となり、
飾り置かれる様になったのです。
この「ひとがた」が
「雛人形」のルーツなんです!
他にも大正〜昭和の雛人形が
100点以上展示されて
雛人形の歴史を知ることが出来ます。
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