2007年3月12日放送

 
■「登米市歴史博物館」 登米市迫町佐沼字内町63−20 0220−21−5411
●営業9:00〜16:30 月休
●雛人形展 〜3/18(日)
●入館料無料
 
■「登米弓道会」 0220−52−2016
(会長・海老名さん宅)
※現在、会員募集は行っていません

■「味処もん」 登米市登米町寺池桜小路91 0220−52−3161
●営業11:30〜14:00 不定休
●とよまはっと630円
 

  「登米市をぶらり旅」
登米市

風車がシンボル「長沼フートピア」
家族でお弁当を持って
ピクニックには最高の場所ですね!

今日は9つの町が合併してできた
広大な町、登米市。
町には長沼や伊豆沼、
はたまた武家屋敷!
自然豊かで歴史ある町を
ぶらっとしましょう!

まずお邪魔したのは
「登米市(とめし)歴史博物館」
宮城では珍しいですね!
雛人形展が開催されています。
中に入ると風格ある
「享保雛(きょうほうびな)」が
迎えてくれます。

これらの雛人形は
佐沼亘理(さぬまわたり)家の私財でした。
佐沼亘理家は、伊達家の一族で
250年前に佐沼に移り住んだのです。
今回の人形展はそんな節目の年に
行われる記念の企画展です。

享保雛の何とも雅(みやび)な
お顔立ちが素敵ですよね〜!
今の雛人形には見られない、
とても精巧な面持ちで
まるで能面のようです!

「ひとがた」?
かつて3月3日の行事として、
この「ひとがた」で自分の身体を撫でて
息を吹きかけ川に流すことにより
汚れや災いを祓(はら)ったとされています。
これが後に「ひとがた」から
「御にんぎょう」となり、
飾り置かれる様になったのです。

この「ひとがた」が
「雛人形」のルーツなんです!

他にも大正〜昭和の雛人形が
100点以上展示されて
雛人形の歴史を知ることが出来ます。

続いて訪ねたのが
「宮城の昭和村」で知られる
登米(とよま)地区です!
白壁が続く武家屋敷や
明治時代の洋館が立ち並ぶ風情ある町です。

おや〜〜〜!
「大手前 弓道場」の看板!
こんな町中に弓道場??

♪くぐり戸を通り抜け〜
ありゃ〜!凛とした空気が流れています。

「登米(とよま)弓道会」!
地元のお醤油屋さん、
海老喜商店の海老名さんが会長を務め、
発足40年以上の歴史を誇っています。
現在会員は40名を超え、
以前、登米の美味しいうなぎをご馳走になった
「東海亭(とうかいてい)」の
若旦那さんもいらっしゃいました!

若い人では高校生。
「弓道で培ってきた礼儀作法や集中力は、
今後の人生に活かしてゆきたい!」と
僕にも言えないような素晴らしい発言でした。
(おじさんも頑張らねば〜!)

春とは云えど登米の風は冷たい!
温かいものを食べてゆきましょう!
登米といえば!!
「はっと」でしょう!と
門ならぬ「のれん」をくぐったのは
「紋(もん)」というお店!

こちらの「はっと」は
醤油ベースのダシに、
しっかり寝かせたはっとの生地を
薄く千切って茹でてゆきます。
そして「油麩(あぶらふ)」が
入るのが登米流!
菜種油の香ばしい香りが
ダシと絡んで旨そ〜〜〜う!

たくさんの野菜の甘さと、
喉越しが気持ち良い「はっと」が旨い!
郷土料理の「はっと」は、
まさに「おふくろの味」!
身も心も温まりました。

歴史が色濃く残る町!登米!
日本の文化の素晴らしさを堪能したぶらり旅でした!

一泊してゆきたいな〜〜〜!
誰か「とめて〜」誰か〜「登米て〜」!でした。


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