2007年6月25日放送

 
■「くりこま高原さくらんぼ」 栗原市栗駒文字駒堂35 0228−47−2452
●さくらんぼ(1kg)3,000円 ※送料別
 
■「細倉金属鉱業」 栗原市鶯沢南郷荒町48 0228−55−3143
●入場無料
 
■「さくらの湯」 栗原市栗駒文字荒砥沢45−27 0228−47−2111
●入場料(平日)500円 (土日祝)600円
●チョウザメ料理3,000円(要予約)
 
 

  「栗原市栗駒をぶらり旅」
栗原市栗駒

今回のぶらり旅は栗駒山を望む町・栗駒です。
少し前までは、この風景の中を
「くりでん」が走ってたんですよね!
少し寂しい〜〜!でも、日本の原風景が
ここにはあります!

何か涼やかな水の音がします。大きな「水車」!
ここは栗駒の文字(もんじ)地区!
1600年頃 伊達家の新田開発により
水車や水路が発達した場所であります。

更に、ぶらぶらしてると〜〜?珍しい?
山形ならいざ知らず?「さくらんぼ」ののぼり??
「阿部 さくらんぼ農園」!
お宅にお邪魔すると!この地区では家だけが
「さくらんぼ」を栽培してるとか?
早速、さくらんぼ畑を見せて頂きました!
山間の場所にありました!さくらんぼ畑!

阿部さんが、さくらんぼの栽培を
始めたのは10年前!
元々は「りんご」を作っていたのですが、
りんごの収獲時期は、クマの冬眠前と重なり
毎年りんご畑が荒らされ被害にあいました。
と云うことで山にクマの幸が多い時期に
収獲される「さくらんぼ」に切り替えたのです。
自然と共存するのは大変なことですね!!

今では、約150本程のさくらんぼの木があり、
本場山形に引けを取らない「さくらんぼ」が
収獲できるようになりました。
この日は、地元の幼稚園の「さくらんぼ狩り」と
重なり楽しく取材が出来ました!
来年には、一般の方々もさくらんぼ狩りが
出来るように整備を進めています!
阿部さんの「さくらんぼ」は、間も無く
「岩出山の あ・ら・伊達な道の駅」で販売されます。
宅配も可能ですので栗駒産「阿部のさくらんぼ」を
味わってみて下さい!

さあ、続いて立ち寄ったのは!
映画「東京タワー」のロケ地となった旧佐野社宅!
昭和31年生まれの
僕にとっては懐かしい風景です!

樹木希林さん演じた「おかん」の家に
入ることも出来ました。
縁側があって、小さな庭があって
お日様が温かくて!!
昔、遊びに行った東京の
おばちゃんの家を思い出しました。
今年10月までの開催です。
是非訪ねて下さい!

最後にお邪魔したのは!栗駒山のふもとにある
「山武(やまたけ)温泉 さくらの湯」!
栗駒の人達の憩いの場所です!
朝早くから県内外より
多くの方々がさくらの湯を訪ねます。

ここで面白いのが、施設の裏で
養殖されている「チョウザメ」??
チョウザメといえば、キャビア!
しかしこちらではチョウザメも食べるんです??
「身は刺身・骨はから揚げ・
皮は酢の物・内臓は炒め物」!
チョウザメは捨てるところが無いそうです!
チョウザメの産卵は秋なので、
キャビアは食べれませんでした!(残念〜〜〜!)

もう一つ興味深かった事は、この地の開発に
莫大な私財を投じたのが「高橋義男翁」!
僕と同じ名前の方です!!高橋義男さんの夢は
この地に「老人の憩いの郷」を創る事でした。
その夢の実現に信任を受けたのが社長の大場さん!
この山武温泉「さくらの湯」を開発して来ました。
温泉を出すために800mのボーリング!
山には1万本の桜の苗木を植え、イワナの養殖、
チョウザメの養殖!子供達の喜ぶ顔が見たくて
カブトムシの飼育等など、今までして来た事、
これからしなければならない事!
書き上げたら限が無いようです!
大場さんに色々なお話を伺いながら、
ご自慢の温泉に浸からせて頂きました!

大場さんの掘った温泉に浸かりながら、
「高橋義男」さんのお話しを「高橋佳生」が聞く!
何とも、不思議な気持ちになりました!


栗原市栗駒!大自然の中、皆さん生き生きとしていました〜〜!

☆栗駒 地名の由来
栗駒山は宮城、岩手、秋田と3県にまたがる、栗駒国定公園の中心的山です。
標高1627m広く裾野を伸ばしたコニーデ形の山容が美しく
昔から歌にも詠まれた秀峰です。
岩手県側では須川岳 秋田県側では大日岳、
宮城県側では春に現れる駒(馬)形の残雪から駒ヶ岳となり、
郡名から栗駒山とそれぞれ呼ばれています。
古歌にはこの地区が「栗駒」と読まれ、駒!
即ち、栗毛の馬から、栗駒と呼ばれるようになったと云われています。


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