2007年8月20日放送

 
■「山辺温泉保養センター」 山形県東村山郡山辺町大字大塚字近江801 023−664−7777
●営業6:30〜21:00
●入浴料(大人)300円 (小学生)100円  すだまり氷200円
 
■「杵屋山辺店」 山形県東村山郡山辺町大字山辺1261−3 023−664−5636
●だだちゃこまめちゃん105円
 
■「ニット館すだまり」   090−6684−8636

 
■「かくほん食堂」 山形県東村山郡山辺町大字山辺1235−8 023−664−5204
●営業11:00〜15:00 17:00〜19:00 水休
●ゆきちからラーメン(冷)700円
 
 

  「山形県山辺町をぶらり旅」
山形県山辺町

今日はお隣の県!
山形は山辺(やまのべ)町をぶらっとしましょう!
山辺町は山形市の西側にある
小さくて長閑な町です。

まず訪ねたのは「日本棚田百選
大蕨(おおわらび)」の棚田です。
見事ですよ!稲穂を渡る風が美しい〜!
一見の価値有り!!

そして、山辺に来たら
ここの温泉に行ってみて下さい!
「山辺温泉保養センター」!!
こちらの湯は「近江源泉」と
「きらりやまのべ源泉」の2つの源泉があり、
もちろん「100% 源泉掛け流し」を
楽しむ事が出来ます!

湯船は内風呂が3つ!露天風呂が1つ!
露天風呂で、毎日通う常連さんと裸の付き合い!
つい最近まで、娘さんが里帰りしていたそうです。
故郷か〜!そんな言葉がしっくりする町です。

「何か美味しい物を」!と伺ったら
こちらの食堂に珍しい食べ物が・・・!
早速、食堂へ向かいました!
そこで聞いた食べ物は「酢だまり氷」??

何と!!「いちごのカキ氷」に
「酢醤油」をかけて食べるというのです??
かけたくな〜〜い!!
恐る恐るスプーンを口に!!

「あれ?」旨い!!「あれ?」意外とイ・ケ・ル!!
いちごシロップの甘みが軽くなって、
後味がすっきりするのです。
騙されたと思って食べてみて!
僕とディレクターは「酢だまり」を入れない
「いちごのカキ氷」は
もう食べられなくなりそうです!!
癖になる味!!

山形の「食」といえば納豆に砂糖を入れたり!
冷たいはラーメンが有ったりと!
面白い!とは聞いていましたが、
これは飛び切り凄い!!!

しかし、「酢だまり氷」は
山辺町だけの名物だそうです!
昔、いちごシロップが高かった為カキ氷に
「ところてん」用の「酢醤油」をかけて食べたのが
始まりと言われています。
是非、味わってみて下さい!

次に向かったのは「酢だまり氷」と
同じ名前の「ニット館 すだまり」!

山辺は江戸時代から織物などの
繊維産業が盛んで、戦後からはニットを
数多く作ってきました!
生産は県の4割を占めるそうです。

店内にはニットの服が
たくさん陳列されていました!
サマーニットのセーターを作ったのも、
山辺が発祥だそうです!

2階には工場の余り物の糸が
格安で販売されています!
昔はこの糸達は全て、産業廃棄物として
処分されていたそうです。勿体無い!
そんな勿体無いに目を付けたのが
こちらのニット館!
¥300.〜1200.程で
販売されています!
交通費を掛けてもお得ですよ!

さあ、お次は街中のお菓子屋さん
「杵屋」さんで、この時期の山形らしい
お菓子を発見!山形と云えば「だだちゃ豆」!
だだちゃ豆の風味をそのまま味わえる
「だだちゃ こまめちゃん」!
お土産にいいですね〜〜!

ぶら〜っと、立ち寄った八百屋さんで
山辺の方言を教えてもらいました!
「あがすけ」??「あがすけ」とは
元来「目立ちたがり屋」とか「でしゃばり」とか
余り良い意味で使われた言葉では無いそうですが、
それを逆手にとって創作した
「あがすけダンス」などで
町おこしをしているそうです!
「舞祭り」では、たくさんの「あがすけ」が
集まって大盛り上がりするそうです!

最後に美味しい物を食べましょう!
立ち寄ったのは山辺駅前の「かくほん食堂」!
お店の入り口に「ゆきちからラーメン」?
と書いてあります??
またどんなラーメンでしょう??

山形の推奨小麦「ゆきちから」で
打った麺のラーメンでした!
「冷たい」のと「温かい」ラーメン
と両方ありますが、山形に来たら!
冷たい「ゆきちからラーメン」一丁頂きます!!

透き通ったスープと、透き通った油が
食欲を誘います!
スープは品の良い鳥出汁で、
塩っぱく無く、すっきりとした味わいです。
「ゆきちから」で打った
麺のコシの強さには驚かされます!
韓国冷麺に近いコシの強さ!
硬い訳ではない!モチモチなんです!
旨いですよ!

山形県山辺町で
「楽しい・美味しい・珍しい」物と
たくさん出会った旅でした!!!


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