2008年3月24日放送

 
■「みちのく風土館」 栗原市栗駒岩ヶ崎上町裏12−1 0228−45−6161
●開館10:00〜16:00 火休
●観覧料(大人)300円 (子ども)150円
 
 

  「栗原市栗駒をぶらり旅」
栗原市栗駒

「くりでん」が廃止になって1年。
ホームに立てば今でも列車が
入って来そうな錯覚に・・・!
でも使われていないレールが
錆びて何となく寂しい!

そんな廃線になった筈の駅舎に人影が…?
列車の代わりに町の人々の
足になっているのがバスです!
今はそのバスの待合室になっていました!
皆さんにお話しを伺うと、
口を揃えて寂しさを伝えてくれました。
「当たり前にあった物が無くなるとね〜〜!」
突然失礼致しました。

あれ!バスの清掃をしているお母さんを発見!

何か鼻に詰め物が・・・鼻血???
いや、花粉症ですって!!
これが一番!カッコつけてマスクしてても
中はズーズーだそうです!
花粉症の女王!奈緒ちゃんにも教えてあげよう!!
美味しい出会いを有難うございました。

そんなお母さんに紹介されて向かったのは…
駅舎の直ぐ近くにある「みちのく風土館」です。
出迎えてくれたのは、季節を少し過ぎた「お雛様」!
イベントとして期間を限定して
商店街のお店に飾られていた「お雛様」です!
可愛さを惜しむように4月末まで
風土館で展示されてます。

そして風土館の奥には展示室があり、
懐かしい「くりでん」の写真や
手動の券売機や駅員さんの帽子・列車の運行に
使用したタブレット等などが展示されています!

更に奥には昭和30年代を再現した
部屋などもあり、僕にとっては心の底から
懐かしく思える生活用品が並んでいました!
(※風土館には食事をするコーナーも有り、
美味しい手打ちそば等が食せます。
これが旨かった!是非、お勧めです。)
是非、訪ねて下さい!

商店街をぶらぶらしてみましょう!
「六日町通り」!どの町に行っても
商店街がシャッター通りと言われますが、
くりこまの商店街も同じく
シャッター通りとなっていました。

そんな通りに、昭和の世界から
タイムスリップして来た様な八百屋さん!
綺麗に野菜や果物が並べられています!
こんなご時世でも頑張ってます。

更に通りを進むと蔵作りの酒屋さん「三浦酒舗」。
ずらっと並べられている日本酒は、
日本酒好きの僕の心を捉えましたね〜!
そう簡単に入手できない宮城の酒が
ずらりと冷蔵庫に並んでいました!
店主のこだわりと、この店なら
置いて欲しいという蔵元の心を感じました。

そんなご主人は、くりこまの活性化の為、
色々なイベントを企画して来ました!
その中でも「みんなでしあわせになる まつり」!
これが面白い!
昭和55年以前の無改造の自動車を、
商店街に展示してしまうというイベントなんです!
勿論、現役で走っている自動車です。
車好きなら堪らないイベントです。
昨年の来場者数は何と1万5千人!!
商店街の食堂がパニックしてしまったほどの
盛況ぶりでした!

今年は9月の14日(日曜日)です。
是非、今年は「佳生のいつか来た道
レトロカーでぶ〜らぶら」!参加したいと思います!

帰り際、笑顔で迎えてくれる人達が…!
ここは何のお店だ??
その名も「にこにこハウス」!!福祉施設でした。
店内には福祉作業所で働く人達が作った物や
ボランティアで集められた品物が、
安〜い値段で販売されています。

そして、お店の奥には調理場もあって
飲み物や軽いお食事も出来ます。
じゃあ!僕は「エビピラフ」をお願いしました!
冷凍のピラフだけど、優しい心の
いっぱいこもった美味しいピラフでした!
喫茶店代わりに 近所のお年寄り達も集まる
憩いの場所でもありました。

是非、ここもお見逃し無く!
僕はお店で販売されている地元の
お母さんが作った梅干を買って帰りました!
いやいやこれが!!美味しいんだな!


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