2009年5月18日放送

 
■「田舎の暮らし」
(農家レストラン)
※休業中
■「山武温泉 さくらの湯」 栗原市栗駒文字荒砥沢45−27 TEL0228−47−2111
※無休 
●山武士そば800円
(日帰り入浴)
平日 入浴のみ500円 入浴+休憩600円          
土日祝 入浴のみ600円 入浴+休憩700円
 

  「栗原市栗駒」


2008年6月14日に発生した
「岩手・宮城内陸地震」から1年!

久し振りに栗駒を訪ねました!

震災の傷跡は 今もあちこちに見られるものの
人々は季節をしっかりと生きています。
栗駒山の残雪が今も田植えの時期を教え、
水を張った田んぼで働くお母さんを見つけました!

若い女性の姿も!!!
息子さんのお嫁さん達ですか!関心関心・・・

農家を実家に持つ家は有り難い!
米を買った事 無いでしょう?
でも、戴くためにはお手伝い、今年も美味しい
お米が出来ますように・・・

田植え真っ盛りの田んぼの道を歩いていると
「田舎の暮らし」???陶器・布・食???
入ってゆくと扉に鍵がかかってました!

そこに!こちらの奥さんが!!!

震災前まで農家レストランをしていたのですが
震災で、今は開店休業!
その農家レストランの名前が「田舎の暮らし」!
おかみさんが、栗駒の郷土料理を提供していました!

この立派なお店も!震災で瓦が全て落ちたそうです。

また、開店したら連絡を下さいね!
すっ飛んで行きますよ。





もうひとつ!お邪魔したのは2年前に訪ねた
「山武(やまたけ)温泉 さくらの湯」!

震災の3日目後、やっと電話が通じて無事を知り
安堵した事を今でも覚えています。
懐かしい再会です!この「さくらの湯」を
管理する「大場さん」!

震災後、崩落地帯を見たいというお客さんの為に
山道を切り開き「展望台」を作ったという事で
大場さんに案内していただきました。

10000本の桜が植林された標高50mほどの
山道はけっこうキツイ!!!
15分も登ったでしょうか・・・
ダムの向こうに見えるは、テレビでよく見た
崩落地帯です。
痛ましいというか!自然の力の恐ろしさを
目の当たりにした思いです。





でも、その向こうに「何かありましたか?」と
雄大に座る栗駒山が
不思議なコントラストでした

でも、「さくらの湯」はダムのせき止められた
下に位置します
もしも、このダムが決壊していたら・・・

この地にお年寄りの為の憩いの場を作って
欲しいという遺言を残した鉱山王!
その私財と遺志を継いで作られたのが
「山武温泉 さくらの湯」!
やはり、ご先祖様が守ってくれたのでしょう。

(※展望台に行けるのは「さくらの湯」
施設利用者に限ります。山は私有地に
なっておりますので、受付で入山許可証を
頂いて入山して下さい。)

山武温泉はトロリとしたアルカリ性温泉!
よく温まるお湯として評判です

そして地震にもしっかり耐えた木造の施設は
何処かぬくもりを感じます。







前にも紹介しましたが「チョウザメ」の料理を
食せるお店としても驚きでした。

それ以外にはイワナも養殖をしていて
これらを味わえるのが施設の中にある
「食事処 山武士庵(やまぶしあん)」!

今年の3月から「手打ちそば」も始めました!
早速 戴いてみましょう!

山形風に太く切られた蕎麦は地元の
蕎麦粉を使い風味が豊かです。
そして不思議なくらいに甘みがある!

「イワナの塩焼き」や「山菜の天ぷら」を
添えて頂くと最高でしょう!

まだまだ!完全に復興するには
時間がかかるでしょう。
でも、頑張って下さい。
いつでも応援に駆けつけます。

「がんばれ栗駒」!!!



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