2009年11月23日放送

 
■「道の駅川俣シルクピア」
福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字東13−1 TEL024−566−5253
(営業時間)9:00〜18:00 ※無休 ●スモーク手羽先 630円
■「齋脩絹織物」
福島県伊達郡川俣町字日和田26 TEL024−566−5050
■「まぼろしの蕎麦会」
福島県伊達郡川俣町鉄炮町54 TEL024−565−3618(完全予約制) ※営業時間相談可
●まぼろしの蕎麦セットメニュー 3,000円〜(要予約)
 

  福島県・川俣町


東北自動車道を「福島西インター」で下車!
114号線を 浪江方面へ!仙台からだと
2時間はかかるかな「川俣町」!!!

川俣町といえば絹で栄えた有名な町です!

その昔「小手姫様(おてひめさま)」という
高貴な女性が 川俣に下った際、養蚕と機織の
技術を伝えたのが 最初と言われています。
そんな「小手姫様」の像が、今でも高台の公園から
川俣の人々を 温かく見つめています。

まず、最初に訪ねたのは「道の駅 シルクピア」!
川俣の絹の事ならここに来れば全て分る!!!
と勢い勇んで店に入ると、まず迎えてくれたのは
お肉屋さん???お肉の入ったショーケース・・・

「川俣シャモ」???

町のもうひとつの特産が「川俣シャモ」!
昔、川俣の機織業の旦那方が趣味で行なっていた
「闘鶏(とうけい)」のシャモを、品種改を良して
食肉として町の名物にしたのです。
しっかりした歯応えと、味の濃厚さは
名物にして足る逸品です。美味しいですよ!


そして!シルクピアの奥にはシルク製品の数々!
「絹の扇子」や「絹の電気スタンド」
そして「絹のネクタイ」!
中には「白絹羊羹」なんていうのも有りました!
そして!羽の様な軽さの絹の織物!

現在では絹織物の工場も数えるほどしか
残っていないそうです。
そんな、絹機織工場を紹介していただきました。

路地を進むとカタカタと機を織る音が
聞こえて来ました!

「齋脩(さいしゅう)絹織物」さん!80年以上続く老舗の工場で 現在のご主人で4代目!昔ながらの機械で丁寧にシルクの生地を 織っているんです。
日本のシルクは光沢が美しくハイクオリティー!
その証拠に 齋脩さんでは、こんな物を作っています。
「ニナリッチ」や「バーバリー」など世界の有名ブランド製品の 生地まで作っているのです。

そして、こちらが機織工場!
シルクの生地には2万本もの縦糸が使われ、
1本の横糸を往復させながら 織り上げてゆくのです。

昔は、この機織機の音が町中に、休む事無く
響いていたそうです。 有難うございました!



さて!お腹が空きましたね・・・
実は、僕がいつか紹介したいと思っていた
お店があります!

それが、こちら!「まぼろしの蕎麦会」!

そう!「まぼろしの蕎麦」とは!江戸時代に
日本人が食べていた蕎麦なんです!
実はご主人の加藤さんが古民家の解体作業を行なっていた際 偶然に発見した蕎麦の実が入った麻袋!

栽培を試みたところ見事に成功!
その時驚いたのが花の色でした。
普通の蕎麦の花は白いのに対して、
この「まぼろしの蕎麦」の花は 赤い花だったのです。
日本の古来からの原種の蕎麦なんです。
収穫量は白い花に比べ少ないものの、甘み・香り・喉越しは抜群です。

そば通を名乗る方!「この蕎麦を食べずして蕎麦を
語る無かれ」!と言いたい!!!
(少し偉そうでした・・・てへ)最高〜〜〜〜〜!
「細い蕎麦」で喉越し旨さ!
「太い蕎麦」で香りと甘みをお楽しみ下さい。

そして!もうひとつのお楽しみは!ご主人が
山で採って来た「天ぷら」や 「キノコ」の添え物!
これがまた旨い〜〜〜!
この日の天ぷらは「アケビの皮」と
「土の下で春に備える ふきのとう」!
キノコは「天然のむらさきシメジ」!

春の山菜の時期なんて最高ですが!
でも、今は「新そば」の時期!

その時々の旬の食材をが味わえます。
もう、食べるのにワクワクしますよ!

是非 味わいに行って見て下さい!!!
川俣 最高!!!



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