2010年1月18日放送

 
■国指定重要文化財 「旧伊達郡役所」
TEL024−582−5507
(開館)9:00〜16:00 (定休日)月・祝祭日の翌日 ※見学無料
■御菓子司 「なおえ」
 TEL024−582−2462
■おもてなし処 「桑折御蔵」 
TEL024−582−6007
(営業時間)10:00〜15:00 (定休日)月 
●桑折さんちのだんご汁定食500円※土のみ限定販売・土以外は予約販売
■☆「万正寺の大榧」 ☆「伊達家初代 朝宗の墓所」
(問)桑折町役場 産業振興課 TEL024−582−2126
 

  福島県伊達郡桑折町


今年初のぶらり旅は「桑折(くわおり)」と書いて
「こおり」と読む福島県桑折町です!

凄い雪になってしまいました!!!

桑折町は奥州街道54番目の宿場町として、
更には羽州街道への追分として
古くから栄えた歴史ある町です。

通りを歩いているとお菓子屋さん発見!
「御菓子司「なおえ」

でも、店の隣りに「店先博物館」???

お店を訪ねると、優しそうな
ご夫婦が迎えてくれました!
創業45年の歴史のお菓子屋さんでした。
「なおえ」の新商品は「そぼろあんぱん」!
お饅頭に見えますが、「あんぱん」だそうです!
まんじゅうの周りに砂糖がまぶしてあって、
甘党にはもってこいの旨さです!


それでは早速!「店先博物館」へ!
お店で使っていた「お菓子の型」や
昔から集めていたという
骨董品が所狭しと並べられていました。
商店街の活性化の為にと町から頼まれ
去年から始めたそうです。
皆さんも立ち寄ってください。。。

お次も通りで見つけた 看板!
「万正寺の大カヤは日本一の巨木です」!
なら、見に行きますか!と町外れまで・・・

ほぉ〜これは大きい!
樹齢は800年とも1000年とも
云われる万正寺の大カヤ。
雪の明かりに照らされて神々しく
その姿に心洗われますね・・・

さあ!雪も激しさを増す中、再びメインストリートへ!

続いての目的地は、ここ桑折町の
シンボルとも言うべき歴史的建造物!
国指定重要文化財「旧伊達郡役所」です。
明治16年に建てられた、当時にしては
珍しい洋風の建造物です。

丁寧に磨かれた床が鏡のようでした!
郡役所を町の人達が本当に大切に
しているんだなと実感出来ました。
町のシンボルとして末永く後世に
伝えて欲しいものです。




桑折町のメインストリートには宿場町として栄えた
当時の「蔵作り」の町並みが今も多く残っています。

この蔵作りのお店は何でしょう?「御蔵」?
「桑折御蔵」(こおりおんくら)」は町の
母ちゃん達が全てボランティアで運営する
桑折を訪ねて来る人をもてなす
アンテナショップなんだそうです。

丸屋商店という呉服屋さんだった蔵を
改装してオープンしたのが3年前!
今では連日、町内の人や他県からの
旅行客で賑わっています。

そんな「おもてなし処 御蔵」の人気メニューが
「桑折さんちのだんご汁定食」です。
何と!このボリュームで¥500.!!!
「だんご」(すいとん)は漂白をしてない
地粉を使っています
程よい硬さとホッとする味に大満足!
旅の途中の空腹を満たしてくれました。
ご馳走様でした!!!

最後は、仙台と深い関わりがある
場所を訪ねてみました。
そう!この方が居なかったら!
今の仙台は無かったかもしれない!
伊達家初代 「伊達朝宗(ともむね)公」のお墓です。
仙台人を代表して、お参りしてきました!

桃の花が咲き誇る季節まで、
まだまだ寒い日が続きますが、
雪が溶けるほどあったか〜い桑折町の
人情に触れた旅でした。

今年も宜しくお願い致します。


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