2010年9月13日放送

 
☆「栗原市金成歴史民俗資料館」 栗原市金成中町7
TEL0228-42-2155
(開館期間)4月〜11月 (閉館日)月・火・水
(開館時間)9:00〜16:00
(入館料)一般200円 小・中・高校生100円
☆「金成ハリストス正教会」 栗原市金成上町西裏
TEL0228−42−1004
☆「金売橘治神社&列車」 栗原市金成平治屋敷(国道4号沿い) (問)なし
☆「中華料理 清華」 栗原市金成沢辺字木戸口
TEL0228−42−1250

 「栗原市金成町」


金成町と言われて、何が頭に浮かびますか???
浮かばないでしょう・・・でも、行って見たら「なんだり かんな(だ)り」ありました・・・
そんな駄洒落からスタート!

まずは、明治時代に建てられた
「金成小学校」!木造の校舎です。
今から30年前まで現役で
使われていたのですから驚きです!

木の廊下!僕も小学1年生の頃、学校のこんな
廊下を雑巾掛けした思い出が有ります。

今は週末に「歴史記念館」として
一般公開されています!
各教室を巡れば金成の歴史を
つぶさに学ぶ事が出来ます。

そして!お次は、小学校のお隣・・・
素敵な教会ですね!「金成ハリストス生教会」!

明治期、函館の生教会で初めて洗礼を受けた
日本人の一人が、ここ金成出身の
「酒井篤礼(さかい とくれい)」という人物。
そこで、酒井の甥で金成の村長も務めた
「川股松太郎」が昭和9年に建てたのが、
この聖堂!

2階につづく階段を登れば、
そこは歴史ただよう鐘つき堂!
爽やかな音色が金成の町に響きます。


そして!こちらの方が「川股松太郎」の
お孫さんにあたる「川股峰輝」さんが
教会を管理をしています。
土日には人々が集まり祈りを捧げる場として
大切に受け継がれています。

今度は国道4号をぶらぶらしていると・・・ちょっと気になる看板が?
「金売吉次まつり」???
金成出身の「金売吉次」とは中世、
金商人として京都と平泉を往復!
平泉黄金浄土の建国に貢献したと
云われている人物なんです。

「吉次」は町の英雄!
そこで「三宮(さんのみや)」さんが
建立したのが「金売きちじ神社」!
金成を盛り上げるべく春には
「金売吉次まつり」も開催されます。

そして!もう一つ気になるのが・・・
駅も無いのに4両編成の列車???
こちらも、三宮さんが地元の活性化の為に
購入した物。実は、「くりでん」の路線で
走らせたかったそうです。


客車は、車掌用の客車!
今後は「婚活(こんかつ)」の場として
利用したいそうです!
ラブワゴンならぬ、
「ラブトレイン」ですか!!!

こちらの客車では???皆さん集まって・・・
古いレコードを鑑賞出来る会議室として
使われています。。。
皆さん、金成の未来を熱く語って居られました!
皆さん~~~有難うございました!!!



最後に訪ねたのは・・・
栗原で列車といえば「くりでん」ですよ!
田園を走る姿は本当に美しかった。。。

こちらは「くりでん」の「沢辺駅」の跡地です!
駅舎は完全に撤去され、元駅前の広場だけが
名残を残しています!

2004年にお邪魔した時訪ねたのが・・・
沢辺駅前で美味しい中華と評判の
「清華(せいか)」!
沢辺駅は無くなっても、
今も駅前で頑張っています!
わぁ~~~!
懐かしい「ご主人」「奥さん」「娘さん」!
相変わらず仲良し家族3人で
頑張っていました。。。
6年振りの再会です!

さあ!6年前にも注文した「清華」の看板メニュー「スタミナラーメン」を戴きましょう!
から揚げにした豚肉がスタミナ満天!
アッサリしたスープに合いますね~~~
中華そばも美味しいのです!
まさに、故郷の味の「中華そば」です。。。

何も思い浮かばぬなど、
冒頭では失礼致しました!
豊かな歴史あり、人々の温かさあり、
最高の金成でした!
「か(ん)なり」良い町です。なんちって・・・


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