なんでやねん!?宮城解体新書

2016年5月13日
町・丁・超混在!? 仙台の地名になんでやねん!?

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「一番町」のすぐ隣にある「東二番丁通り」。
なぜこんなにも近いのに「町」と「丁」で漢字が異なるのか!?

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仙台藩祖・伊達政宗公の「町割り」により武士が住む場所を「丁(ちょう)」、
町人・商人が住む場所を「町(まち)」と明確に決めて街作りを行った名残りが残っている。
ちなみに現在の「一番町」も元々は武士の住む町で「一番丁」だった。
昭和40年代前半の「住居表示法」で対象になった市の中心部などは、
全て「丁」⇒「町」に統一され「一番町」に。「東二番丁⇒東二番町」は統合され
「中央○丁目」とされ消滅。
が、「歴史的町名」を活用しようという動きがあり「道路・通りの通称」として残る事に。

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