なんでやねん!?宮城解体新書

2016年5月20日
町・丁・超混在!? 仙台の地名になんでやねん!?

▼先週の放送で「丁」は武士の町、「町」は町人の町とお伝えしたが、
 仙台市内には「丁・町」の明確な決まりに合わない、腑に落ちない場所が・・・。
 仙台市若林区「畳屋丁」がその一つ。
 「畳屋」という名前から「畳職人」が住んだ街だと推測がつくのだが、
 ならば「丁」ではなく「町」なのでは?!という疑問を抱いたティーナ・カリーナが
 現地調査!
 すると「畳屋丁」内では「丁」と「町」が混在しすぎ現象が・・・。
▽たとえば・・・
 東北電力の電柱番号が「畳屋町線」「畳屋丁線」両方存在。
 畳屋丁教会の看板に表記されてる住所は「畳屋町」。
 隣合った2軒のアパート名、一方が「畳屋丁」、そしてもう一つが「畳屋町」!?
▽実は・・・
 大正15年の仙台市地図には「畳屋町」の表記が確実に残っている。
 若林区役所「まちづくり推進課」によると昭和46年までの資料には「畳屋町」で表記。
 それ以降「畳屋丁」になったそうなのだが、
 なぜ?誰が?「丁」にしたのかは不明だそう。
 ゆえに行政的に⇒「畳屋丁」
 歴史的に⇒「畳屋町」
 これでいいのでは!?

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