ミヤギテレビの番組審議会が28日開かれ、先月放送された「元祖あばれ寿司 握って!握って!イン スリランカ」について8人の委員が意見交換しました。同番組はミヤギテレビが毎年企画制作している全国ネット番組で、世界各地を回って日本の伝統食文化の寿司を広めようとメンバーが奮闘する姿を描いています。6回目の今回はカレーの国・スリランカを訪れている。番組について、委員たちからは「日本で馴染みのないスリランカの庶民の生活などを知ることができた」「娯楽番組として興味を持って、楽しめた」といった感想が出されました。また、「地雷で足を失った象の映像に心打たれた」、「スリランカの子供たちの礼儀正しさ、親に対する尊敬の念など、日本では見かけなくなったことを改めて感じた」といった意見もありました。一方、「シリーズがマンネリ化しているのでは」、「生魚を食べる習慣のある国でのあばれ寿司を見てみたい」といった批評や要望も出されました。同席したミヤギテレビの相楽大輔ディレクターは「その国の人々の素顔が見えるような番組作りを目指して行きたい」と次回への抱負を述べました。 |