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この災禍での体験と記憶、私たちには伝え続ける責務があります

宮城県内3つ目の民放テレビ局として、1970年に誕生したミヤギテレビ。地元宮城に根差し、宮城を伝え、宮城を元気にする放送局を目指し、県民・視聴者に支えられながら2020年10月には開局50周年を迎えました。

2011年3月11日、宮城の美しい景色を一変させ、多くの尊い命を奪った、『東日本大震災』が起こりました。 ミヤギテレビでは、震災復興プロジェクトチームを立ち上げ、「創る・あした」というロゴマークを作り、 震災に関する番組、企画CM、イベント事業などに震災復興の象徴として使用しています。 この「創る・あした 〜伝えていきます〜」には、「被災地にある放送局として、震災を風化させないよう伝え続けながら、被災地とともに、あした、未来をめざす。 新しい宮城をつくりあげていく、その一助になりたい」という気持ちが込められています。 この「創る・あした」のもと、震災から創造的復興の一助となるべく、様々な取り組みをしています。

震災からこれまで、社内の震災アーカイブ誌「あしたへの証言」を作成し、「震災を語り継ぐ研修会」、「社員のための被災地視察研修」、 被災地の小学校に出向いての「ミヤテレ体験教室」の実施、宮城県内の新入学児童全員に配布する「おまもりてちょう」の製作、またそれを使っての 「おまもり教室」の開催、 また津波で自宅を失った方々へ向けた「ミヤギテレビ住宅展示場見学相談会」、そして24時間テレビ支援活動としての被災各地への寄贈活動、 ドローンで撮影した津波被害を受けた沿岸部の現状(空からみたミヤギ)や語り部の紹介(3・11語り継ぐミヤギ)をインターネットで動画配信するなど、具体的な行動を目に見える形で積み上げてきました。

これからも、より一層県民から愛され信頼されるテレビ局として、宮城の人々とともに歩む”あした”に向かって、引き続き、宮城の復興を応援していきます。

「創る・あした」ロゴの意味

緑の中心点は芽吹きを、ピンクのグラデーションは桜の花びらのイメージ。 その上に、これから描く真っ白い「あした」が重なり、新しい宮城を「創っていく」今後の震災復興を表現しています。 2段目には被災地の放送局としての強い決意「(継続して)伝えていきます」の意味が込められています

「創る・あした」のロゴ