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「クマ」を『指定管理鳥獣』に指定】昨年度<過去最多の人身被害>(環境省)

昨年度 過去最多の人身被害を出した『クマ類』について、環境省は冬眠から覚める時期を前に『指定管理鳥獣』に16日指定した。 伊藤環境相 「クマ類を指定管理鳥獣に指定いたしました」 『指定管理鳥獣』はこれまでニホンジカとイノシシが対象だったが、新たに『クマ類』も絶滅の恐れの高い四国を除き指定された。 2023年度は、クマのえさとなる木の実が不作で、東北地方を中心に過去最多となる219人の人身被害が発生、6人が亡くなった。 『指定管理鳥獣』にすることで、今後 都道府県による捕獲や生息域などの管理や対策などに国の交付金を活用できるようになる。 宮城県では、今年はクマの出没を平年並みと予想しているが、これからの時期はクマが冬ごもりから目覚め、食べ物を求めて人里などでの出没が増加するという。 また、これから登山シーズンが本格化するが、山に入る際はクマの行動が活発になる朝夕の時間帯や単独行動を避け、クマ鈴やラジオをつけるなどの対策を呼びかけている。

4月16日 19:30