2年ぶりのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン開幕!
年間、特に女子ゴルフは欠かさずチェック。時にはその映像を見ながらぶつぶつ実況練習。
もちろん、アマチュアの予選会など含め、コースに足を運び、コンディションの確認。
8月の24時間テレビが終わるころから、より本格的に、こつこつと選手の成績、テータをパソコンに打ち込んでいく・・・。
そんなことをしながら迎える9月下旬・・・。
「ゴルフトーナメントは毎週開催。あくまで日常・・・平常心でいよう。」
そう言い聞かせても年に1度、全国に流れる中継だけに、自然と気合がみなぎる9月下旬。
弊社スポーツアナにとっても年間の大一番といっても過言ではないかと。そう!「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」です。
ローカル局で全国ネットの物件を持っている局は決して多くありません。それだけに我々の思いもひとしおです。
私の実感としてはゴルフほど特別な中継はありません。
野球、サッカーと違い、一つのグラウンドに選手全員が集まり、一個のボールで行うのではありません。
選手がおのおののボールを使い、ある選手は〇番ホール、というように目まぐるしく画面が変わります。
画面の切り替わるテンポに慣れ、画面からわかる情報を短時間に読み取る・・・。この緊張感は何とも言えません。
毎年、全力を尽くしましたが、必ず大きな反省点が残りました。この経験は私のアナ人生の大きな財産です。
今回48回大会。スタート当初は最終日の全国ネットは日テレアナが実況していたそうですが、
うちでは竹鼻アナがおそらく20数年実況、その後三雲アナが12年、そして2011年から私が担当し、3人のアナでつないできました。
そして、今年はミヤテレ第4代、最終日実況アナが誕生します!そう、今、うちのスポーツはこの人が中心です。外賀幸一アナです!
本来、去年から担当する予定でしたが、新型コロナで中止に。彼も2年ぶりの大会にここまでこつこつ準備する姿を見てきました。
彼のアナとして素晴らしいところは、スポーツ関係者と非常にいい関係を築き、その生の声に耳を傾け、自身の知識として吸収し、実況に生かすことです。
ゴルフ界にも着実に人脈を築き、この日に備えてきました。
先日、彼とじっくり話しました。私は自分の業務を後輩に引き継ぐとき、必ず伝えることがあります。
それは、私がしでかした「失敗」です。失敗を話すのは正直恥ずかしいのですが、できるだけ失敗は回避し、より実況に集中してほしいからです。
(もともと私のような失敗はしないでしょうが・・・笑)
当日、私もできるサポートは全部するつもりです。
ミヤギテレビでは24日(金)の初日から26日(日)の最終日まで連日OA!(詳しくはホームページを)
今年は大変ですが、最終日デビューということもあり、3日間外賀アナが「完投」します。
もちろん、2年ぶりで宮城でプレーする選手が主役。頑張るのも選手。でも、外賀アナも・・・只今、頑張っています!!!