アナウンサーブログ

伊藤 拓
Taku Ito

仙台二高・一高定期戦

2025.05.18 (Sun)

私の母校は宮城県仙台第二高等学校。地元では二高と呼ばれている学校。自分で言うのは何ですが、所謂「進学校」です。

しかし、高校時代・・・正直、私、勉強が出来ず。

当時はやり始めた「カラオケ」にはまり、偏差値UPより歌唱力UPに励んだ高校時代。

友人もいっぱいできましたし、楽しい思い出もいっぱい。ですから、高校生活はめちゃくちゃ楽しかったのですが、

追試のオンパレードでしたから、正直、「母校愛」は薄く・・・。

ただ、50歳手前ころから、少しずつ変わりました。

当時の上司が高校の大先輩。「地元に残っているんだぞ。少し、恩返しも含めて母校のOB会に顔を出してみたら。

しかもアナウンサーとして頑張っているんだから、先輩も後輩も顔出せば喜ぶぞ」とアドバイスを受けました。

行けば、確かに懐かしい仲間に会えました。そこから、タイミングが合えば年一度の会合は顔を出すように。

そして、この会合で再開した同級生から、お誘いを受けました。

「拓ちゃん、定期戦、来ないか?実は、数年前から定期戦の日に3年〇組のメンバーで観戦後、飲んでんだ。」と。

「定期戦」とはミヤテレでもニュースやミヤテレスタジアムでも放送した硬式野球部の「仙台二高・一高定期戦」

もう80年の歴史ある定期戦。私が在学中でも盛り上がる大イベントでした。

ただ母校愛の薄さか、定期戦は卒業後、一度も見に行ったことはありません。

この日取材で球場にいる一高硬式野球部OB青木アナが頑張っているそばで、私が遊んでいてもいいものか・・・。

数秒だけ、悩みました(笑)。ただ、友人からのメールで、すぐに行くことを決意しました。

内容は「来るメンバは、〇〇、□□・・・」全員、当時のニックネームで記載。すぐに顔が思い浮かびました。

実は部活の友人とは会う機会があるのですが、クラスの友人と会う機会は少なかったので、卒業以来の再会という友人も。

これは、行くしかない!みんな53歳の歳、どんな風に変わっているのか、楽しみで仕方ありませんした。

当日、球場に行ってみると・・・。それはそれは、体形も頭髪も昔と違いますが、全員、一目見て誰かわかりました。

35年の時を超え、すぐに当時のニックネームで会話が始まりました。実に楽しいこと!

因みに、私の隣は当時の野球部のエース。当時は二高も一高も男子校。野太い男子高校生の声援を背にマウンドで奮闘した彼。

今は共学になり、随所に女性の声が混じった応援も。「この声援が当時あったら、もっといいピッチングできたんじゃねえ?」と

当時のエースに声をかける我々。声をかけてまた爆笑。

試合は二高の完敗。この日は「残念会」という名目で行った店もまた二高同級生の焼き肉店。

話題は、学校近くで良く行った店(二高生ならわかる定進堂、コンビニエンス52)。当時の先生ネタ・・・。

あとは、こちらに、記載できるような内容の話はありません。ご想像ください(笑)。

東京からも定期戦同級会の為に帰ってきた友人も。「また来年!」と別れた国分町の夜。

早くも来年が楽しみなりました。来年は二高勝利で「祝勝会」で一席やりたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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