25日、宮城県内の一部の小中学校の給食で提供された牛乳を飲んだ児童や生徒から、味の異変や腹痛を訴える声が相次いでいることが分かった。 製造業者は原因が特定されるまで牛乳の提供を自粛している。 山元町教育委員会によると、25日山元町の小中学校5校の給食で提供された東北森永乳業の牛乳について、26日になって各学校の児童、生徒や教職員から「味が変」「お腹が痛い」などの訴えが相次いだ。 味が変だと訴えたのは206人、また16人が下痢の症状を、83人が腹痛を訴えている。今のところ、入院に至るなどの重症はないという。 25日夜9時半頃、製造業者から「複数の給食センターからいつもと味が違う」との声があり、原因が特定されるまで提供を自粛すると連絡があったとのこと。 山元町教育委員会では25日の給食での牛乳の提供はとりやめ、代わりにペットボトルの水を用意するなどして対応している。
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