前回のブログ更新でご紹介した、
９月中旬の「泉ヶ岳」初踏破。

https://www.mmt-tv.co.jp/announcer/articles/yohei_yanase/295yilh43nxbe17v15.html

小学生が野外活動で登るレベルの山だったことなどすっかり忘れ、
気が大きくなった私は、
今度は「栗駒山」を踏破すべく
１０月初旬、一路県北をめざしました。

空が白み始めた早朝５時に出発！

２時間後、ふもとの駐車場に到着。
しかし、そこから登山口までピストン輸送してくれるはずのシャトルバスが、
なんと運行中止に。

なんでも、登山口に自家用車が押し寄せ、
シャトルバスを転回させるスペースが
なくなってしまったのだとか…。

やむなく、駐車場から3.5キロほどを、
徒歩で登山口まで向かうことに。

同じ境遇の皆さんとゾロゾロ…

山を登りに来たのに、
ひたすらアスファルトを踏むって…と、
さっそく心が折れそうになりながら、
登山靴の底を減らすこと１時間、ようやく登山口に到着です。

しかしここからは、
それまでの苦労が吹っ飛んで余りある
まさに絶景が広がっていました。

栗駒山の紅葉は日本屈指。
「神の絨毯」と形容されるそうで…

目にする前は「いやぁ、クッサイ表現だなぁ」なんて思っていましたが、
そんな自分を恥じました。
まさに「神の絨毯」そのものです。

山頂はあまりの混雑で、「栗駒山 山頂」の標識の前は
写真を撮る人の順番待ち。

ちなみに、単独登頂ゆえ
こうしてスマホで“自撮り”ばかりしていると、

山オトコ達はすかさず、
溢れる優しさと、少しの憐れみを湛えながら
「写真、撮りましょうか？」と声をかけてくれます。

下山すると、
シャトルバスの運行は再開していたものの、
乗車するのにこちらも大行列。

それでも、
宮城に居を構えて２０数年、
なぜ今まで、この場所に足を踏み入れなかったのだろうと
後悔するほどに、素晴らしい時間でした。

現在、さらに気が大きくなっているワタクシ、
さて、次はどこの山を攻めようか…。