イベント2018年
震災を語り継ぐ社内研修会
2018年11月27日(火)
今年度2回目、通算8回目となった研修会。今回は、当時ミヤテレの経営推進部(総務と技術を担当する部署)に勤務していた社員3人が、電力(油)や食料の確保に奔走した苦労を語りました。またコーディネーターとしてお招きした東北大学災害科学国際研究所の柴山明寛・准教授を通じて、当時の反省を踏まえた改善状況なども確認しました。テレビ会議で結んだ東京支社、大阪支社の社員を含む20人以上が参加し、意義のある会となりました。
せんだい防災のひろば
2018年8月26日(日)
仙台市が主催する市民向け防災イベント「せんだい防災のひろば2018」のステージに防災士の資格をもつ盛朋子アナと浮ヶ谷美穂アナが出演。あいにくの雨の中、ミヤテレ広報ワンの「だよん」と一緒に「おまもりてちょう」の内容を歌にした「ミヤテレおまもりうた」を振り付きで披露し、子どもたちと一緒に踊りました。ステージ後半は「防災○×クイズ」で楽しく防災について学び、初めての試みとして「ミヤテレMoTTo」での生配信も行いました。
ミヤテレ体験教室
2018年7月5日(木) 石巻市立開北小学校
普段はなかなか見られないテレビの仕事を学ぶ出前授業。11回目となる今回は石巻市立開北小学校の体育館にカメラや音声などの放送機材を用意して5年生55人を迎えました。
まず、子供たちには見えない体育館の外から中継がつながるとそこに担任の先生が登場。つかみはOK!とばかりに会場は盛り上がりました。またVTRで「OH!バンデス」が出来るまでを学んだ後は、盛・浮ヶ谷アナウンサーによる発声練習、編集機の操作などを体験して楽しく学びました。
震災を語り継ぐ社内研修会
2018年6月26日(火)
東日本大震災から7年という歳月が流れ、ミヤギテレビで働くものも、震災後に入社した社員が2割を超え、震災時の記憶が急速に薄れてきているのは事実です。そこで震災を語り継ぐ社内研修会を定期的に開催していますが、今回のテーマは『震災時のCM運行について』。CMと提供をカットして番組を放送する“サス運行”をフックに、発災当初のOA混乱期から通常のCM運行に戻るまでを当時の現場担当者を講師に研修会を開催しました。東京支社の営業担当者もTV会議で参加するなど、意義ある情報共有の場となりました。
多賀城高校(災害科学科)特別授業
2018年6月26日(火)
多賀城高校の災害科学科(1期生)の3年生を対象にミヤギnews every.の柳瀬洋平キャスターが特別講義を行いました。「災害とマスメディア」と題し、報道は東日本大震災震災をどう伝えたか、当時の映像などを交えて現状と課題を説明。また今季から復興PTのリーダーとなったITメディア企画部の菅野元亮氏も「災害時のテレビとSNS」について説明しました。授業を受けた生徒からの意見発表があり、報道の視点から防災・減災を共有できた時間となりました。この中から、宮城の防災の未来を担う人が出てきたら嬉しいですね。
東日本大震災アーカイブシンポジウム
2018年1月11日(木)
東北大学災害科学国際研究所と国立国会図書館の主催で、2012年1月11日から毎年開催されている「東日本大震災アーカイブシンポジウム」へ参加してきました。
岩手・福島・茨城・熊本の被災県、国立国会図書館・宮城県図書館の発表に加え、ミヤギテレビも去年3月に発行した、非公開記録誌「あしたへの証言」&デジタルアーカイブについて、制作のきっかけ・方法・活用法を発表しました。
パネルディスカッションでは、「公開」アーカイブが一般的な中、あくまでも社内向けで「非公開」だからこそ、企業として語り継ぎ活用すべき重要な内容が記録されている、と「非公開」アーカイブの重要性が議論されるきっかけにもなりました。