OH!バンデスでは、昨今世界で注目を集めている”ブルーカーボン”を広く知ってもらいたいと、新コーナー「うみのチカラ」を、2023年7月にスタートさせました。
宮城県が推進している「宮城ブルーカーボンプロジェクト」を全力応援!
県内の取り組みや、そこに携わる皆さんについて取り上げています。

そんな中、“ミヤテレとして主体的に取り組みたい!”という思いを胸に2024年、コーナーから派生したプロジェクトが始動しました。それが「うみのチカラProject」です。
仙台うみの杜水族館とともに、宮城の海のため、宮城の子どもたちのためになるような活動を続けていきます。

うみのチカラProject1回目「地引き網&生きもの観察会in塩釜・寒風沢島」

2024.11.11

うみのチカラProjectの1回目となるイベントが9月16日に開催されました。
「地引き網&生きもの観察会in塩釜・寒風沢島」です。

たくさんの応募(みなさんありがとうございました)の中から選ばれた14組の親子が参加!
暑さも心配されましたが、当日は過ごしやすい天候の中イベントが開催されました。

まず参加者とスタッフはマリンゲート塩釜に集合し、観光船で一路寒風沢島へ。

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集まった子どもたちからは「生きものが好きで、生きものが見たかったから参加しました」
という意欲的な声が聞かれました。

寒風沢島の浜ではアマモやブルーカーボンの説明の後に早速、地引き網で調査開始!

※県の採捕許可を得て実施されました

すると・・・約30種類の生きものに出会えました!

クルマエビに…ヒラメまで!写真にはありませんが、アナゴクロダイスズキハゼフグ
さらには、アカエイイシガニなど触ると危険な生きものの姿も。
「こんなの見つけた!」「これなんですか!?」
そんな子供たちの表情はキラキラ!!
生まれたたくさんのギモンに答えたのは
仙台うみの杜水族館・飼育担当の佐藤さん。
どんな生きものなのか、プロからの話が聞けるのもこのイベントの素晴らしいところ…!
大人も子供も興味津々で聞き入っていました。

大きな目標としていたのは、かつて松島湾に多く生息していながらも震災後その姿が減ってしまったと言われている「サンゴタツ」。
「みつけたい!」とやる気満々の子どもたちでしたが、残念ながら見つからず…。
しかしながら、“いとこ”的存在のヨウジウオの姿は目にすることが出来ましたよ♪

仙台うみの杜水族館は各地で生きものの調査・研究をしていますが、
ここ寒風沢島での調査は初めてでした。
この初回調査の結果をもとに、〇年後にはどうなっているか?変化がうまれるのか…長期的にこの海を見ていくということです。

※捕獲した生きものの一部は仙台うみの杜水族館の水槽にいます♪



大切な1回目の調査に協力してくれた参加者のみんなに、ミヤテレグッズと「生きもの調査隊認定証」をプレゼントさせていただきました。

みんなよく頑張ったね!

ミヤテレはこれからも仙台うみの杜水族館の皆さんとともに
宮城の海や子どもたちのためになるような活動を続けます!

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Blue
Carbon
ブルーカーボンとは?

陸上の植物が二酸化炭素(CO2)を吸収しているように、海の中でも海草やアマモが二酸化炭素(CO2)を吸収しています。酸素(O2)を放出し、炭素(C)をためこみます。この炭素(C)こそが海の青さにちなみ「ブルーカーボン」と呼ばれているもので、今、世界的に注目されています。
うみのチカラProjectでは、ミヤテレSDGs宣言のうち、ミヤギをとりまく環境をみつめ大切にします ミヤギを担うこどもたちの未来を明るくします この2つを積極的に行っていきます。