Interview
社員の声

阿部柚人 総務局技術推進部

Q.担当している仕事とやりがい

技術の業務は大きく分けて「制作技術・システム・送出・送信・電源」です。その中で、制作技術、送信の副担当をしており、主担当の先輩から多くのことを教えていただいています。
この1年、制作技術では、放送機材更新及び故障対応、スポーツ中継のカメラ、駅伝中継における電波受信点のTD(テクニカルディレクター)などを行いました。
自分や友人、家族が見ているテレビの映像に自分が関わっていると思うと、とても刺激的です。また、エンドロールに名前が載るので、つい友人に報告してしまいます。
送信では、ミヤギテレビの放送波を出している送信所並びに中継局の設備更新及び故障対応を行いました。
ボタン1つ間違うとミヤギテレビの放送が止まる作業なので、責任重大で緊張感があります。また、本社から遠い中継局に出向する際、現地で食事をとることが多いです。そのため、各地のおいしいものを堪能できます。

Q.仕事をしていてうれしかったこと

1年間の軌跡

院生時代に得たマクロ(VBA)の知識が、自分のみならず同期や先輩の作業時間短縮に繋がったことです。焼き肉をご馳走になりました。
また、地元の友人にプロバスケットボール選手がおり、彼のプレーを撮影できたことを、とてもうれしく思っています。ミヤギテレビは、B1公式映像(バスケットLIVE)の制作を行っており、仙台89ERSのホームゲームを一部担当しています。その中で、友人の所属しているチームが対戦相手の時、ゴール横のカメラを担当することができました。プロ選手になった友人のプレーをカメラマンとして撮影し、その映像が世界中に配信される。こんなに熱く、うれしいことはありません。また、その日友人がヒーローとなったので、インタビューも撮影できました。終了後、グータッチにて解散です。

Q.ミヤギテレビの志望理由

正直に言うと、メーカーへの就職が嫌だったからです(笑)。理系大学院卒なので、既定路線だと大手メーカーの開発や生産技術部門へ就職です。業界研究や、研究室の先輩から話を聞いても、興味のわく分野があまりありませんでした。また、ほとんどが宮城県外かつ転勤(海外等)が多い環境で、宮城生まれ宮城育ちの私にとってはなかなか厳しい条件です。そこで、宮城県内に本社もしくは工場があり、技術系総合職かつ院卒にメリットのある企業を業界関係なく探していたところ、早期選考で技術系総合職を募集していた「宮城テレビ放送」に目が留まりました。テレビを見て、ミヤテレを見て育ち、東日本大震災を経験した私が、放送業界に興味が湧かないはずもなく、即志望を決めました。また、研究では、光ファイバー関連の装置開発設計、機構改良等を行ってきたため、業務に自分のスキル、アイデアを活かせると思ったことも志望理由の一つです。

学生時代の写真

Q.ミヤテレのいいところ

社内の雰囲気です。入社したばかりの私が気兼ねなく意見、提案できるうえ、それを聞き入れ、採用していただける。こんなにも柔軟で風通しの良い環境はあまりないと思います。

Q.就活生へのアドバイス

「企業のために自分を偽る、変える」そんな必要はないと私は思います。ありのままでいきましょう。「自分」を見失わず、大切にしてください。自分に合った企業が絶対見つかります。なければ起業しても、バンド組んでも、芸人目指してもいいと思います。もしそうなったら、ミヤテレの番組に是非ご出演ください。